ソフトバンクが巨人を逆転し競り勝つ、坂本の帰還に注目
ソフトバンクが6月10日、巨人との交流戦で5対2で勝利を収めたこの試合では八回に今宮、柳町、近藤の3者連続適時打が飛び出し、見事な逆転劇を演じた
一方の巨人も井上の緊急降板後、継投でしのごうとしたが、田中瑛が踏ん張れずに失点を重ねてしまった
坂本勇人、約1か月ぶりの一軍復帰
巨人の坂本勇人が約1か月ぶりに一軍に戻り、試合前には「どういう形でも(チームに貢献)できたらいい」と意気込みを見せた白星を導くことはできなかったが、彼の存在感は非常に際立っていた
重要な適時打を放つ坂本
四回、1点を追う状況で打席に立つと坂本は内角の速球を強打打球は左翼手の頭上を越え、走者が生還
坂本は「次につなぐ気持ちだった
適時打になって良かった」とコメント
これによりチームは流れを掴みかけた
監督の信頼を背負って
開幕から調子が思わしくなかった坂本だが、二軍で調子を上げ、阿部監督は彼の存在が若い選手たちに与える影響の大きさを強調した監督曰く、「坂本がいる、いないではやっぱり違う」とのこと
五回の守備での好プレーも見逃せない
坂本は、「(不調時と)違う感覚も出てきている
もっともっと良くなっていくようにしないといけない」と自信を示した
一方、坂本の胸には故・長嶋茂雄終身名誉監督の言葉が常に刻まれており、「ジャイアンツのリーダーでいなきゃいけない」という使命感を持ってプレーしている
巨人の阿部監督は試合後、「チャンスはみんなで頑張って作れている
あと、ひと押しができるか、できないか」と、チームの今後の課題について語った
坂本選手の復帰は巨人の戦力にとって大きなプラスです。彼の存在感と経験は特に若い選手たちに良い影響を与えるでしょう。また、ソフトバンクとの試合では逆転勝利が示すように、チーム全体の士気も高まっています。今後の試合が楽しみです。
キーワード解説
- 適時打とは?:試合において得点を上げる打撃のことを指します。特に得点圏にランナーがいる時に打つと、その得点が重要になります。
- 継投とは?:投手を一人ずつ交代させながら試合を進める戦術のことです。相手打線の弱点を突くため、状況に応じて使われます。

