西武が阪神を逆転で破る、八回の集中打が勝因

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「西武4-2阪神」(10日、ベルーナドーム)での試合は、阪神のビジター戦の連勝が4でストップした

シーズンの勝率は707と高水準を維持している阪神だが、魔の八回に西武の逆転攻撃を食らってしまった

試合の流れは、前半に阪神が2点をリードしていたが、八回に桐敷が登板

彼はまず3番打者の西川と滝沢に連続ヒットを許し、1死一、二塁のピンチを迎えた

続く4番のネビンが放った打球は右翼線を抜ける適時二塁打となり同点に追いつかれる

その後、源田にも適時打を打たれ、さらに山村には勝ち越し点を献上してしまった

桐敷は試合後、「ネビンのところでフォークを落としきれなかったところが反省点です」と語り、悔しさを滲ませたが今季初失点は仕方ないと自己を鼓舞した

監督の藤川球児は、選手を責めずに長いシーズンを見据えて前向きに次に挑む姿勢を示した

この試合では、阪神が盗塁を4回も決めるなど攻撃面での強さも見せたが、それが生かされなかった

それにより、試合は接戦に持ち込まれ、最後の八回で逆転されてしまった

藤川監督は「八回に集中打でやられてしまった」と振り返りつつ、次戦の改良点に気を配っていた

首位を維持する阪神にとって、この敗戦を糧にさらなる進化が期待される

今後の戦いに注目が集まる

今回の阪神対西武戦は、両チームの強さが際立った試合となりました。阪神は序盤にリードを奪い、好調な攻撃を見せていましたが、八回の守備でミスが重なり逆転されたことで、勝機を逃しました。長いシーズンにはこうした日があることを、監督や選手がどう受け止めているのかが今後のチームに与える影響も気になります。
キーワード解説

  • 藤川球児とは?:阪神タイガースの監督であり、元プロ野球選手。選手時代は投手として活躍し、特にクローザーとして多くのセーブを記録。監督として選手たちの心の支えとなっている。
  • フォークとは?:ピッチャーが投げる変化球の一つで、ボールが急激に落ちる特性を持つ。打者にとっては球が落ちるタイミングを予測するのが難しく、Strike Outを取るための有効な球種。
  • 逆転とは?:試合において、リードを許している状態から反転して勝利すること。逆転劇は観客を熱狂させ、選手にとっても大きな達成感をもたらす。

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