坂本勇人が約1カ月ぶりの復帰で二塁打を放つ、巨人とソフトバンクの交流戦

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2025年6月10日、プロ野球の交流戦で東京ドームにて対戦した巨人とソフトバンク戦において、巨人の坂本勇人選手が約1カ月のリハビリを経て復帰し、重要な一打を放ちました

坂本選手は「7番・三塁」で出場し、4回に左越えの通算487本目となる適時二塁打を記録

これにより試合は同点となり、復活を印象づけるプレーを見せました

坂本選手は打席に立つ際、相手チームとの競争を意識し「次につなぐ気持ちで打席に立ちました」とコメントしています

坂本選手は、試合に臨む中で、89歳で亡くなった巨人のレジェンド、長嶋茂雄さんへの思いも強く抱いていました

「長嶋さんからは入団当初から多くのことを学び、支えてもらった」と振り返ります

08年2月の春季キャンプでは、長嶋さんに触れられたことがきっかけで、全試合出場のブレークにもつながりました

特に二年前の不振時には、東京ドームのスイングルームで彼を見守ってもらった経験が励みになった様です

坂本選手が長嶋さんの訃報を川崎市のジャイアンツ球場で知った際には大きなショックを受け、つらい中でも翌日には二軍戦に出場します

「期待に応えられるように、まだまだやっていかなきゃいけない」と、彼の言葉には強い決意が感じられました

復帰前の5月12日には今季2度目の降格を経験しながらも、リハビリと復調に向けた努力を重ねました

復帰後の坂本選手は連続して好調を維持し、ここ4試合では12打数5安打、1本塁打という結果を残しました

この日は6回に1死から左前打を放ち、今季初のマルチ安打も達成

これにより通算668度目の出塁は、歴代10位の立浪和義選手に並ぶ記録となります

「これを継続していくしかない」と自身の成長を語る坂本選手

その活躍が、首位の阪神とのゲーム差を埋めるための大きな力になるでしょう

坂本選手の復帰は、巨人にとって大きな福音です。長嶋茂雄さんの訃報を受けての彼の言動や、二軍に降格した経験を経て復活する姿勢は、プロ野球選手としての意識の高さを示しています。また、応援してくれるファンへの感謝の気持ちも見える結果です。彼の今後の活躍に期待がかかります。
キーワード解説

  • 二塁打とは?:野球における二塁打は、バッターが打ったボールを一回の走塁で二塁まで到達することを指します。ヒットの一種です。
  • フォロースルーとは?:打撃においてボールを打った後の体の動きで、正しいフォームを保つために重要です。
  • 不振とは?:選手が調子を崩し、なかなか自分の持っている力を発揮できないことを指します。

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