これは2023年の3、4月に続く、自身2度目の受賞となる
5月に村上は5試合に先発し、防御率は驚きの0.69を記録、3勝0敗の成績を収めた
特に2度の無四死球完封勝利を挙げ、その卓越したピッチングスタイルを証明した
受賞に際し村上は、「良いピッチングができていたので取りたいと思っていた
うれしいです」と感想を述べ、2回の完封を挙げた喜びを語った
長いイニングを投げたいという目標を抱きながら、今季の成績がその成果として現れたことを振り返った
前回の受賞から約2年が経過し、村上は技術的な成長に加えて、メンタル面でも向上したと感じている
「周りを見ながらしっかりできている
客観的に見られている」とも語り、自身の成長を実感している
特に、5月10日の中日戦(甲子園)では「マダックス」と呼ばれる100球未満での完封を達成した
この結果について村上は、「フォアボールがなかったことが良かったし、テンポ良くバッターに対して攻めていけた」と分析
他にも、5月中は39回を投げてわずか2四球という安定感を誇る
村上は、「(捕手の坂本)誠志郎さんとの会話をしっかりと行いながら投げられているので、コースへ正確に投げることができ、バッターを打ち取ることができた」と、コミュニケーションの重要性を強調した
村上投手の成績が示す通り、彼が持つピッチング技術と精神力の成長は驚異的です。これは、チームにとっても大きな力となり得る要素であり、今後の試合でも彼のパフォーマンスが期待されます。また、チームメイトとのコミュニケーションが高まることで、さらに素晴らしい結果が生まれることでしょう。
キーワード解説
- 大樹生命月間MVP賞とは?月間で最も優れた成績を収めた選手に贈られる賞です。
- マダックスとは?投球数が100球未満で試合を完封することを指します。
- 防御率とは?投手が対戦した打者あたりに許した得点の平均を示す指標です。

