育成出身の三塚琉生が同点打、巨人のイースタン・リーグ戦での活躍

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◆イースタン・リーグ 巨人―日本ハム(11日・Gタウン) 巨人の育成選手である三塚琉生外野手が、日本ハムとの対戦で同点適時打を放ち、チームに貴重な得点をもたらしました

この試合で三塚は「5番・一塁」として先発出場

試合は点差が僅かで、チームが1点負けている状況でしたが、なおも1死一、三塁の好機を迎え、相手先発の畔柳と対戦

カウントは2-1からでしたが、三塚は外角寄りの直球を的確に捉えました

その打球は鋭く、投手の横を抜けて中前へ飛び込み、見事な同点打となったのです

三塚は桐生第一から2022年の育成ドラフト6位で入団しました

入団1年目の2023年6月には左膝後十字靭帯損傷及び左膝内側半月板損傷という大きな怪我を負い、約1年間実戦から離れていましたが、今季は3軍戦で主に4番打者として活躍してきました

そして5月9日に2軍に初昇格した後、試合にも多く出場し、ここまで17試合に出場して、打率は3割6分7厘、3本塁打、9打点、さらに得点圏打率は4割1分7厘と、勝負強い打撃を見せつけています

三塚琉生選手の活躍は、育成選手がプロ性能を発揮する重要な一例です。これからも彼がどのように成長しチームに貢献していくか、ファンにとっても楽しみなポイントとなるでしょう。
キーワード解説

  • 育成ドラフトとは?育成ドラフトは、プロ野球選手を育成するために設けられた制度で、どのチームも自由に選手を指名できたおかげで、多くの才能が発掘される機会が増えました。
  • 得点圏打率とは?得点圏打率は、ランナーが得点できるチャンス(得点圏)での打者の平均的な成績を示すもので、選手の勝負強さを表す指標とされます。

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