田中投手は5イニングを投げて7安打4失点という結果だった
試合の詳細
試合開始早々、田中投手は1回裏に日本ハム打線の前に苦しむ結果となった1死から中島卓に四球を与え、続く田宮に右前打を許して一、二塁のピンチを迎える
ここで4番の野村に左前適時打を打たれ、先制の1点を献上
その後も5番・有園に左前打を打たれ万事休すとなり、6番・マルティネスに右犠飛で2点目を失い、さらに7番・若林にも右前適時打を浴びて3失点を記録した
続くイニングの展開
2回にも先頭の阪口に中前打を浴び、2死二塁の場面で田宮に中前適時打を許して、4失点目となった一方、3回と4回は2イニング連続で三者凡退に抑える好投を見せたが、最終的には5回に野村に中前打を打たれ、暴投で二塁へ進められるも、有園を三振に仕留め締めくくった
投球内容と課題
田中投手は6回準備におけるストレートの最速145キロをマークしたが、全体的には制球に苦しみ、1回の先発において29球を要し、3イニングまでで64球を投じた最終的に91球を投げるも、失点は4に留まった
まとめ
田中将大投手は、今シーズンのイースタン・リーグでの調整を続けており、次回の登板に向けてさらなる改善が期待される日本ハム打線には1軍経験者が多く揃っていたため、実戦での対策法が求められる試合となった
田中投手の先発登板は、今シーズンの進捗を図る上での重要な試金石となった。特に初回に失点が重なったことが、今後の投球にどのように影響するのか注目される。制球力や球種の選定に課題が見えたが、3回以降の立ち直りは評価できる。次回の登板ではさらなる安定感が期待される。
キーワード解説
- イースタン・リーグとは？プロ野球の二軍チームが参加するリーグで、選手の育成や能力向上を目的として行われる。
- ストレートとは？投球時に最も基本的な球種で、真っ直ぐ飛ぶ球のことを指す。速度とコントロールが重要とされる。
- 犠飛とは？打者が飛球を打ち、走者がタッチアップして本塁に生還するプレーを指す。
