東北福祉大の桜井投手、全国デビュー戦で見事なパフォーマンスを披露

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2025年6月10日、東京ドームで行われた「全日本大学野球選手権」の1回戦において、東北福祉大学の桜井頼之介投手(4年・聖カタリナ学園)が九州産業大学との対戦で見事な投球を披露し、チームを4-2の勝利に導いた

桜井投手は、試合中にスタンドからの仲間たちの応援に手を挙げて応える姿が印象的であった

試合のハイライト

桜井投手は8回に1死一、二塁の場面で相手4番をスライダーで空振り三振に仕留めた後に降板し、大学初の全国舞台で素晴らしいステージデビューを果たした

彼は試合後に、「緊張しながらも、イニングを重ねるごとに自分の投球ができたと思う」と語り、その表情は晴れやかであった

試合前の変更にも冷静に対応

桜井投手は、初戦を神宮球場で迎える予定だったが、降雨の影響で急遽東京ドームでの試合に変更となったことにも動揺せず、「少し寝直してから、ストレッチやアップを入念に行いました」と語った

この日、東京ドームには多くの12球団のスカウトが集結し、彼にとってはプロ入りを目指す絶好のアピールの場となった

投球スタイルと今後の目標

桜井投手は、身長173センチ、体重66キロと小柄ながらも、マウンド上ではその力強さを見せつけた

自己最速タイの151キロ直球に加え、スライダーや多彩な変化球で9三振を奪う活躍を見せている

試合について「打たれることよりもフォアボールを避けることが大切だと思い、反省もありますが、7回2/3を5安打2失点でゲームメークできた」と振り返った

彼は、2018年の大会以来の優勝を目指し、「まずは1勝ですが、全員で日本一を目指しています」と意気込みを表明している

桜井投手のプロフィール
名前:
桜井頼之介(さくらい・よりのすけ)
生年月日:
2003年7月21日(21歳)
出身地:
兵庫県尼崎市
体格:
身長173センチ、体重66キロ
高校:
聖カタリナ学園
特技:
50メートル走6秒2、遠投120メートル
桜井投手の全国デビュー戦での活躍は、彼の今後のキャリアにとって重要な意味を持つだろう。スカウトたちが集まる中での堂々たる投球が、彼のプロ入りの道を開くきっかけになることが期待される。また、チームとしても大会での戦いを通じて、全国の舞台ではどのように力を発揮できるかがカギとなるだろう。
キーワード解説

  • スライダーとは?:スライダーは、野球で使われる投球の一種で、ボールが横に曲がるため、打者にとって打ちにくい球となります。
  • 三振とは?:三振は、バッターが3ストライクを取られた状態で、ボールにバットを当てられないことを指します。
  • ゲームメークとは?:ゲームメークは、ピッチャーが試合の流れを作り調整し、チームが勝利を収めるためのパフォーマンスのことを言います。

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