阪神、サヨナラ負け。湯浅の初セーブシチュエーションでの敗戦にファンが落胆

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 「西武3-2阪神」(11日、ベルーナドーム)で、阪神がサヨナラ負けを喫しました

2点リードを保って迎えた九回、今季初めてのセーブシチュエーションで登板した湯浅が、残念ながら期待に応えることができませんでした

 この九回、湯浅は1死から四球と死球を与え、満塁のピンチを招いてしまいました

外崎には三塁内野安打を浴び、その後藤川監督が継投を決断し、岩崎をマウンドに上げました

しかし、源田に右翼線を破られ同点となり、さらに長谷川を申告敬遠した後に、山村を三振に打ち取りましたが、最後は炭谷にサヨナラ打を浴びてしまいました

試合の序盤から阪神ペースで推移

 試合は序盤から阪神ペースで進行しました

前日の試合では、阪神が2点リードの八回に逆転負けを喫しており、この試合では連敗を避けたいという思いが強かったのでしょう

 試合が動いたのは0-0で迎えた六回で、森下が打席に立つと、西武の先発・渡辺の151キロの速球を捉え、中前に運びました

これによって先制点を奪い、今季通算で45打点目の獲得となりました

また、この得点を演出したのは坂本の2打席連続二塁打で、彼自身2度目となる1試合2本の二塁打が印象的でした

ピッチング陣の奮闘

 一方、今季2度目となる登板の伊藤将は初先発ながら、西武打線に対して粘り強い投球を見せました

特に二回には、長谷川をけん制でアウトにし、四回から七回までは走者を許さない完璧なピッチングを続けました

 八回にピンチを迎えた際に降板しましたが、二番手の及川が見事に窮地を脱し、直後の九回には佐藤輝が追加点となるソロ本塁打を放つなど、流れを引き戻しました

 結局、九回には湯浅の不運な展開となって状態は悪化

サヨナラ負けを喫した阪神ナインに、ファンからの厳しい声が上がることは避けられませんでした

今回の試合は阪神にとって非常に厳しい結果となりました。特に湯浅のセーブシチュエーションでの登板は、期待されながらも結果に結びつかなかっただけに、ファンの落胆も大きいものとなりました。今後の試合に向けて、チーム全体での連携と戦力の強化が求められます。
キーワード解説

  • セーブシチュエーションとは?:試合の終盤において、投手が勝利を守るために必要な状況のことを指します。特に3点以内のリードで登板することが求められます。
  • 継投とは?:先発投手からリリーフピッチャーに交代することを言います。試合の流れを変えるために用いられる戦略の一つです。
  • サヨナラ打とは?:試合の最終回に得点をして、勝利を決定づけるヒットのことを指します。この打席で得点が入った場合、試合が終わるため「サヨナラ」と呼ばれます。

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