日本ハム・水谷瞬が守備向上を目指す 新たな一歩を記す

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2025年6月11日、日本生命セ・パ交流戦において、北海道のエスコンフィールドで行われた日本ハム対ヤクルトの2回戦に先立ち、日本ハムの外野手陣が特守を行いました

特守とは、特定のポジショニングで行う防御練習を指し、選手の守備技術を向上させる目的で実施されます

この日の特守では、水谷瞬外野手(24)が飛球に対する捕球練習に集中し、黙々と汗を流しました

「まだまだ自分には足りない部分が多いので、これからも続けていきたい」と語る彼は、時間が許す限り練習に励む意向を示しました

水谷選手は愛知県出身で、2019年に島根県の石見智翠館高校からドラフト5位でソフトバンクに入団し、2023年12月には現役ドラフトで日本ハムに加入しました

彼の最大の魅力は193センチという身長を活かしたパワフルな打撃ですが、守備については更なる向上が求められており、試合終盤に守備固めが送られることも頻繁にあります

「打つだけの選手では限界があると思います

打撃はもちろん、守備と走塁も重要」と水谷選手は述べ、守備の信頼を築くために努力を続ける決意を固めています

今シーズンは3日に交流戦が開幕して以降、再昇格を果たし、これまでの12試合で打率.175、1本塁打、4打点を記録しています

水谷選手は「今はあまり良い状態ではないですが、少しずつ手応えを感じ始めています」と話し、交流戦での活躍に期待を寄せました

水谷選手は昨季の交流戦では歴代最高打率.438を記録し、交流戦MVPに輝いた実績を持っています

今年も波に乗れるか注目が集まります

水谷選手の守備向上に対する意識と努力が印象的です。技術の向上を目指す彼の姿勢は、他の選手にも良い影響を与えるでしょう。特にプロ野球では守備の技術が打撃と同等に重要であるため、彼の成長がチーム全体にプラスになることが期待されます。
キーワード解説

  • 特守とは?守備に特化した練習形態で、選手が特定の動作を繰り返すことで技術を磨くことを目的とします。
  • ドラフトとは?日本のプロ野球において、各球団が選手を指名して契約を交わす制度のことです。
  • 交流戦とは?日本のプロ野球で、セ・リーグとパ・リーグのチームが対戦する特別なリーグ戦です。

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