今季最多の8得点で粘る楽天を振り切り、借金を1まで減らしました
試合の序盤から中日の打線が爆発
初回にはボスラーが打ち上げた右犠飛で先制点を奪うと、続く2回には岡林が右翼席に飛び込む2号3ランを放ち、さらなる追加点を確保しました
3回には、上林が右翼越えの9号ソロを放ち、その後もドラフト4位・石伊(日本生命)が中越えの適時二塁打を記録し、合計で3点を追加しました
8回に3点差に詰め寄られたものの、ボスラーがこの日2本目となる犠飛を打ち、チームは再びリードを広げました
先発投手の涌井は、5イニングを投げて8安打、4失点(自責は3)を記録し、今季3勝目を挙げました
これにより、昨季引退した元ソフトバンク・和田毅に並び、交流戦通算で歴代2位タイの27勝目を達成しました
また、8回から登板した祖父江は、プロ野球史上112人目となる500試合登板を達成しました
中日は12日にも敵地・楽天モバイルパーク宮城で楽天との交流戦を戦う予定で、予告先発は中日が三浦、楽天が岸となっています
今季初の5連勝を果たした中日は、打撃陣の勢いが目立った試合展開でした。特に岡林選手の3ランやボスラー選手の犠飛が試合を引っ張る大きな要因です。また、先発の涌井選手も重要な役割を果たしました。今後の試合でもこの流れを維持できるか注目です。
キーワード解説
- 交流戦とは?:プロ野球のリーグ戦の一環で、セ・リーグとパ・リーグのチームたちが対戦する特別な試合です。
- 右犠飛とは?:打者が打ったボールが外野に飛び、外野手が捕球した場合に次の走者が本塁に帰ること可能になる打撃のことです。
- ソロホームランとは?:1人のバッターが自分一人だけのために打ったホームランのことです。
- 適時二塁打とは?:打球が二塁まで届く際に、走者が本塁に帰れるポイントで打つことです。
- 500試合登板とは?:投手がプロ野球で500試合に出場したという記録です。これは選手のキャリアの一つの指標となります。

