阪神、逆転負け – 伊藤将の好投もリリーフ陣が失点で敗北

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阪神、逆転負けに涙 - 伊藤将の好投も報われず

虎党が詰めかけた右翼スタンドから大きなため息が漏れる中、阪神は11日の西武戦(ベルーナ)で2―3という辛い逆転負けを喫しました

今季初先発となった伊藤将投手は8回途中まで無失点の好投を見せたものの、リリーフ陣がその好投を生かせず、二夜連続の逆転負けに繋がりました

藤川球児監督(44)は試合後、「(伊藤将は)いけるところまでいってくれて、及川につないで、最後そこでというところですけど、一つの試練が来た」と述べ、チームの立て直しを図る姿勢を見せました

試合前まで防御率0.00という抜群の安定感を誇っていた湯浅京己投手(25)が、初めてのセーブチャンスでマウンドに立ちました

しかし、先頭の滝沢選手を見逃し三振に仕留めた後、制球が乱れ、四球や死球を与え、最終的には満塁のピンチを背負います

ここで藤川監督は岩崎優投手(33)に交代を告げましたが、岩崎は源田選手のスライダーでのヒットを許し、同点に追いつかれてしまいます

さらには二死満塁となり、プロ20年目のベテラン炭谷選手にサヨナラ打を浴びてしまい、スタジアム内は虎党の悲鳴と獅子党の歓声で溢れました

岩崎は悔しそうな表情を浮かべながらマウンドを後にしました

試合後、湯浅は「チームと将司さんに申し訳ない」と語り、岩崎も「一球も狙ったところにいっていないですから、自分のせいです」と責任を感じている様子でした

日々のリリーフ陣に課題を残す一戦となり、指揮官は「ブルペンをうまくかみ合わせていくことが必要」と苦しい台所事情を踏まえたコメントを残しました

阪神の逆転負けは、リリーフ投手が試合の流れを変えてしまったことで起きた痛恨の結果です。伊藤将投手の好投が水の泡となったことは、多くのファンにとって非常に残念なことでした。リリーフ陣には今後の調整が求められます。
キーワード解説

  • 逆転負けとは?:逆転負けとは、試合が進むにつれてリードしていたチームが、最後の局面で相手に逆転されて負けてしまうことを言います。
  • リリーフ陣とは?:リリーフ陣とは、試合中に先発投手を交代して投げる投手たちのことを指し、試合の終盤で重要な局面を任されることが多いです。
  • 防御率とは?:防御率とは、投手が一定のイニングを投げた際に許した失点の平均を表す指標で、数字が低いほど投手の成績が良いことを示します。
  • セーブシチュエーションとは?:セーブシチュエーションとは、勝利が見込まれ、リリーフ投手が試合の終盤で特に重要な場面に登板することを指します。

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