渡辺は5回まで1安打無失点という素晴らしいピッチングを見せていたが、6回に9番打者・坂本の右中間への二塁打を皮切りに、2死三塁の場面を迎えた
次の打者・森下に対しては150キロの直球を投げ込んだが、この球を中前に適時打され、先制点を奪われてしまった
渡辺の投球は、捕手のサインに何度も首を振るなど、強い意志を持って投げていたが、結局その1球が結果として痛恨の失点に繋がった
なお、今回の登板は昨年6月9日以来の阪神戦であり、前回の投球の無念があったためリベンジを狙っていた
彼は7回まで投げ続け、今季最多の114球を投じて5安打1失点という成績を残した
これにより、6試合連続でハイクオリティースタート(HQS)を達成
この指標は7回を超えて投げ、かつ自責点が2以下に抑えられた試合を指し、渡辺の投球力を示している
しかし、残念ながら味方打線の援護がなかったため、勝ち星を手にすることができなかった
渡辺投手の素晴らしい投球内容が評価される一方で、勝利に繋がらなかったのは残念です。特にチームの打線が援護できず、投手としての努力が報われない結果になってしまったことは悔しい思いが強かったでしょう。この試合の経験を今後に活かして欲しいです。
キーワード解説
- ハイクオリティースタート(HQS)とは? 7回以上投げて自責点が2以下のピッチングのことを指します。これは投手が持つスタミナやコントロールを示す指標となります。

