西武の炭谷が3926日ぶりのサヨナラ打、阪神に勝ち越しを決める

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◇交流戦 西武3―2阪神(2025年6月11日 ベルーナD) プロ20年目を迎えた西武・炭谷捕手が、9回2死満塁という緊迫した場面でサヨナラ打を放つ

これは彼のキャリアで2度目、なんと14年ぶりとなる劇的な一打であった

この試合は9回の守備から接戦に参加した炭谷選手が、試合の重要な局面で打席に立つ

そして、源田選手が右前に同点となる2点打を放った後、満を持して打撃を迎える

相手の投手は阪神の岩崎選手で、炭谷は愛用の「魚雷バット」を用いて直球を逆方向へと打ち返した

結果として詰まった打球は二塁手の頭を越え、走者がホームインし、サヨナラ勝ちを果たす

炭谷選手は「最高です

懐かしい

もう忘れていたし、2度とないと思っていた感覚」とその胸中を語った

38歳を迎え、若手選手に水をかけられた際には笑顔で「日頃の恨みを晴らされているのかもしれない」とユーモアを交えた

炭谷のサヨナラ打は、実に3986日ぶり

そして、この試合前から彼と岩崎の対戦成績が良好であることを指摘されており、前日には西口監督と共に「相性がいい」と笑い合っていたことも記憶に新しい

炭谷選手は「まさかこんな場面で回ってくるとは思わなかった」と驚きを隠せない様子で、指揮官も「期待していたが、追い込まれた時は諦めかけていた

でもしぶとく打ってくれた」と彼の活躍を喜んだ

チームにとっては今季5度目のサヨナラ勝ちとなり、セ・リーグ首位の阪神に勝ち越す

交流戦の成績も4勝4敗に戻し、貯金4で順位を4位から2位へと浮上させた

今回の西武・炭谷選手のサヨナラ打は、彼のキャリアにおいて特別な瞬間となりました。38歳という年齢での活躍は、若手選手に大きな刺激を与えるでしょう。これからのプロ野球シーズンにおいて、彼とチームがどのような戦いを見せてくれるのか、とても楽しみです。
キーワード解説

  • サヨナラ打とは?試合が同点またはリードされている状況で、最終回に得点を決めて試合を終わらせる打撃を指します。
  • 交流戦とは?プロ野球におけるセ・リーグとパ・リーグのチームが対戦する期間を設けたリーグ戦のことで、両リーグの競争を促進します。
  • 打席とは?選手がバッターとしてピッチャーと対戦する際の立場を指し、ピッチャーから投げられたボールを打つための瞬間を指します。

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