ソフトバンク、高卒3年目の大野稼頭央投手が本拠地初登板も自己評価は厳しめ

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2025年6月11日、みずほペイペイドームで行われた日本生命セ・パ交流戦で、ソフトバンクホークスの大野稼頭央投手(20)が本拠地初登板を果たしました

大野投手は鹿児島・大島出身の高卒3年目の左腕で、初回は緊張の影響を受けつつも、2回を無失点で抑える結果を残しましたが、自身のピッチングには満足していない様子でした

この試合で大野投手は、6点を追う7回にマウンドに上がり、1死一塁の状況でプロ19年目の坂本勇人選手(36)に対して三ゴロ併殺に仕留め、素晴らしい三者凡退のピッチングを披露しました

続く8回には1死一、二塁のピンチを迎えましたが、外野フライと相手の走塁ミスによって切り抜け、結果的に無失点で試合を終えました

しかし、大野投手は自己評価には厳しく、特に7回に投じた148キロの直球は高めに外れたボールであり、「最速は最速なんですけど、ボール球なので

あまり意味ない」と反省の声を漏らしました

「(ストライク)ゾーンで勝負できるのが強みだけど、今日はボール球がはっきりしていたのでそこは修正したい」と意気込みを示しました

試合中には、幼少期からテレビで憧れていた「ザ・プロ野球選手」との対戦に興奮したと言います

特に坂本選手との対戦時には、「どこに投げても打たれそうだった

やべーと思いながらも、打たれるのはもっと嫌だと思って投げました」と、緊張と戦う姿勢を見せました

大野投手は、鹿児島・大島高から2023年にドラフト4位で入団し、プロ初登板を果たしたのはわずか1日前の楽天戦(楽天モバイルパーク)でした

この2試合で3イニングを無失点に抑え、着実に成長を遂げています

小久保裕紀監督は、「イニングをまたがせたので少しへばってましたけど、結果0(点)で帰ってきましたもんね」と、彼のパフォーマンスに合格点を与えています

今後の成長が期待される若手選手です

大野稼頭央投手の本拠地初登板は、結果として無失点でしたが、自身の投球に対する反省の声が目立ちました。特に、緊張感が影響していたようですが、これからの成長に期待が掛かります。彼の若さと情熱は、今後ソフトバンクにとって重要な戦力となるでしょう。
キーワード解説

  • 左腕とは? 左腕とは、左手でボールを投げる投手を指し、特にプロ野球では右打者に対して有利と言われています。
  • 無失点とは? 無失点とは、試合の中で相手チームに得点を許さなかったことを意味します。
  • カットボールとは? カットボールとは、ボールが横に曲がることにより打ち損じを狙う球種で、主に打者を抑えるために使用されます。
  • 走塁ミスとは? 走塁ミスとは、選手がベースランニング中に起こすミスで、相手にアウトにされてしまうことを指します。

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