ロッテが接戦を制す、広島は守備ミスで痛恨の連勝逃す

＜日本生命セ・パ交流戦：ロッテ5－4広島＞◇12日◇ZOZOマリン広島が3点差を追いつきながらも、守備のミスから連勝を逃す結果となった

試合は、接戦の末、ロッテが5-4で勝利を収め、観客を沸かせた

試合展開

同点となったのは7回

先頭打者の藤原が放ったライナー性の打球は、左翼の秋山がスライディングキャッチを試みるもグラブに当たることなく三塁打になってしまった

このプレーが試合の行方を大きく左右することとなった

次に打席に入った寺地の打球は投手の森浦をはじき、小園が本塁へ送球

タイミング的にはアウトの可能性があったが、捕手の坂倉がタッチをかわされたことで失点を許してしまった

新井監督は「勝ちパターンを出してああいう風に負けたのは、同じ1敗でもめちゃめちゃ悔しい」とコメントし、その厳しい表情が痛感された

選手のコメント

島内（広島）

球団では3人目となる100ホールド達成について、「節目だと思うので素直にうれしいです

通過点だと思うので、まだまだ重ねていきたい」と喜びを語った

アドゥワ（広島）

4回4失点で降板したアドゥワは、「結果がすべて

ソトの本塁打は一塁も空いていた

歩かせても良かった

本塁打は一番打たれちゃいけなかった」と反省の言葉を述べた

大盛（広島）

今季初スタメンで3打点を挙げた大盛は、「何とか食らいついて、ノーステップで事を起こすことだけを考えて必死に行きました」と振り返った

秋山（広島）

試合終盤のスライディングキャッチ失敗について、「捕らなきゃいけなかったし、最低限、触らなきゃいけなかった

（敗戦投手の）森浦には申し訳なかった」と悔しさを口にした

この試合はロッテと広島の接戦でしたが、守備のミスが勝敗を大きく左右しました。特に広島の秋山選手のスライディングキャッチの失敗は痛手となり、監督や選手たちの反省も目立ちました。選手たちが今後の試合でどのように成長していくのか、注目したいところです。

キーワード解説

• ホールドとは？投手が試合を有利な状況で終わらせる際に記録される重要な指標です。
• スライディングキャッチとは？野球において、外野手が飛び込みながらボールを捕球する技術の一つです。
• ノーステップとは？打者がスイングをする際に足を動かさない打法のことを指します。