巨人ライデル・マルティネス、開幕から26試合連続無失点を達成

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◇交流戦 巨人0―0ソフトバンク(2025年6月12日 みずほペイペイD)巨人のライデル・マルティネス投手(28=キューバ)が、6月12日に行われたソフトバンクとの交流戦で、今季26度目のリリーフ登板を果たしました

この試合で、延長12回の最終イニングを無失点に抑え、開幕からの連続無失点記録を26試合まで伸ばしました

マルティネスは中日から移籍し、今季の大事な戦力として活躍しています

彼の無失点記録は、2012年に山口鉄也が記録した25試合を超えるもので、球団の新記録となりました

この日の試合では、セーブ機会がなく、勝利の可能性がなくなった0―0の延長12回に6番手としてマウンドに上がりました

マルティネスは、最初に迎えた打者4番・近藤を2球で追い込むも、4球連続ボールで四球を与え無死一塁のピンチを迎えました

しかし、その後も冷静さを保ち、得点圏に走者を背負いながらも、山川を空振り三振に仕留めます

続いて、代打に登場した秋広にも四球を与え、完全に勝負となりました

得点圏に走者がいる中で嶺井と対するも、最後はスプリットで空振り三振を奪い、無失点のまま試合を締めくくりました

これにより、マルティネスは開幕から26試合連続無失点を継続し、防御率は0.00を維持しています

セ・リーグ最長無失点記録は2016年の田島慎二(中日)の31試合で、マルティネスはその記録にあと5試合に迫っています

今回のマルティネスの安定した投球は、今季の巨人にとって大きな希望となっています。特に、後がなくなる延長戦における彼の冷静なプレーは、チーム全体の士気を高める要素となったことでしょう。今後、記録に挑戦する姿にも期待が寄せられます。
キーワード解説

  • リリーフとは?試合中に先発投手が降板した後に登板してピンチを防ぐ投手のことです。
  • 防御率とは?投手が与えた自責点をイニング数で割って算出され、数字が低いほど優秀とされます。
  • セーブ機会とは?試合の終盤で、勝利チームがリードを守るために登板する状況のことです。
  • 無失点記録とは?投手が特定の試合数の間、1点も失わない成績のことを指します。

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