阪神、またも同一カード3連敗 佐藤輝のけん制死が響く

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◇交流戦 阪神1―4西武(2025年6月12日 ベルーナD) 2025年6月12日、阪神タイガースは埼玉県のベルーナドームで行われた試合において、埼玉西武ライオンズに1対4で敗れ、今季2度目の同一カード3連敗を喫しました

この試合では、先に3点を追う阪神の8回に、得点のチャンスを最大限に生かせない痛恨のミスが発生しました

逆転のチャンス、佐藤輝がけん制死

8回の攻撃、阪神は1死満塁の絶好機を迎えました

この状況で打席に立った大山悠輔選手に対し、相手の守護神・山田がけん制を仕掛け、思わぬ形で一塁走者の佐藤輝明内野手(26)がアウトになってしまいます

けん制死とは、ランナーがベースを離れた状態で投手にタッチされてアウトになることで、重要な場面で起きるとチームに大きなダメージを与えます

阪神ファンからはため息が漏れました

佐藤の言葉とコーチの反省

試合後、佐藤は「しっかり反省してまた…それだけです」と悔しさを表明しました

さらに、筒井外野守備兼走塁チーフコーチは、「あそこは佐藤輝だけの責任じゃなく、コーチとしても背後から声かけしないといけない」と反省の意を示しました

このミスが試合の流れを大きく変える要因となってしまいました

守備ミス連鎖する試合展開

この日の阪神は、序盤から守備でのミスが目立ちました

特に2回の先頭打者に対するミスや、4回のイレギュラーなバウンドでの失策により、相手チームに得点を許す展開となりました

チーム全体として守りが安定せず、攻撃にも悪影響が及んでいたのです

次戦への意気込み
藤川球児監督は、選手たちのミスを責めることなく、次への切り替えを強調しました

「糧にして明日以降戦うのみです」と語り、チームの士気を保つことに努めています

阪神は13日に楽天と対戦を控えており、負の連鎖を断ち切るためには勝利が不可欠です

交流戦の順位ともに影響

阪神はこれで今季2度目の同一カード3連敗を記録し、交流戦では6球団同率の2位に位置しています

リーグ内のゲーム差はほとんど動かず、順位争いが熾烈な展開になっています

阪神が西武に敗れた試合では、重要な場面でのミスが試合の流れを変えました。特に、佐藤輝のけん制死は逆転のチャンスを潰し、ファンやチームにとって残念な結果となりました。今後はこの悔しさを糧に、次戦での巻き返しに期待が寄せられます。
キーワード解説

  • けん制死とは? ランナーがベースから離れた状態で、ピッチャーからのタッチでアウトになるプレーのことを指します。
  • 佐藤輝明とは? 阪神タイガースの内野手で、若手選手として期待されています。
  • 藤川球児とは? 阪神タイガースの監督で、元プロ野球選手としても知られています。

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