楽天・岸孝之投手、涌井秀章との投げ合い実現ならずも熱い思いを語る
日本生命セ・パ交流戦が行われた6月12日、楽天は中日を4-0で下し、岸孝之投手(40)が7回を無失点に抑え、勝利投手となりましたこの試合では、岸投手が長年のライバルである涌井秀章投手(38)との投げ合いを熱望していたものの、実現しなかったことが話題になっています
投げ合いへの期待
岸投手は、試合前のインタビューで「涌井と投げ合いたかったです」と憧れの気持ちを語りました涌井選手は11日の試合で先発として登板しており、実際にこのカードでは2人が対峙する機会は無かったものの、「お互いに投げ合いたいと感じていた」と明かしています
思い出とリスペクト
両者は西武時代からの盟友であり、岸は涌井との出会いを振り返り、「若い時から一緒にやってきた何とか近づきたいという気持ちで投げてきた」と語りました
岸投手の通算勝利数は涌井を上回るものの、涌井投手の投球に対する姿勢やエネルギーを称賛し、「当時そういう投手とエース対決を経験できたことが自分にとって大きな財産です」と述べました
期待される再戦の未来
この日の対決は持ち越され、その思いは今後に繋がる可能性があります「この年齢ですけど、またいつか投げ合う機会があればいいですね」と、将来の再戦に向けた希望の言葉も
岸投手のプロ野球選手としてのキャリアは、ただの数字以上のものを物語っており、彼が持つ仲間への尊敬の念は、プロアスリートとしての精神性を表しています
岸孝之投手が盟友である涌井秀章投手との投げ合いについて語った話は、彼のプロ野球選手としての姿勢を強く感じさせます。試合が実現しなかったものの、互いにリスペクトし合う関係が見えており、未来の対戦への期待も抱かせます。これこそが、スポーツが持つ魅力の一つと言えるでしょう。
キーワード解説
- 交流戦とは?プロ野球のセントラルリーグとパシフィックリーグのチームが対戦する特別な試合で、毎年行われる。ファンにとっては、異なるリーグのチームの戦いを見ることができる貴重な機会。
- 投げ合いとは?投手同士が対戦することを指し、特に著名な投手同士の対決は注目され、試合の見どころの一つとされる。
- リスペクトとは?他者の力量や存在感を認め、敬意を表す感情で、スポーツにおいては、特にライバルや先輩に対する重要な価値観として知られている。

