高校時代から注目を浴びていた三塚選手は、強打者としての才能を持ちながらも、入団後は怪我に悩まされる時期がありました
リハビリを経ての復活
三塚選手は高校通算31本塁打を記録した実績を持つ選手ですが、プロ入り1年目には「左膝後十字じん帯損傷及び左膝内側半月板損傷」といった大きな怪我を負いました怪我との闘い
これにより、三塚選手は長期にわたるリハビリを余儀なくされました左膝の後十字じん帯は、膝関節の安定性を保つ重要な部分であり、損傷すると日常的な動作やスポーツに大きな影響を及ぼします
2軍での活躍
ようやく復帰した三塚選手は、今月9日に二軍の公式戦に初出場し、初安打を放つなど快調なスタートを切りましたこれまでの成績は、18試合に出場し打率.357、4本塁打、11打点という素晴らしいもので、特に12日の試合では、第3打席に本塁打を記録し、監督やコーチ陣にその存在感を印象付けました
一軍昇格の決定
その後、阿部慎之助監督はリチャード内野手(沖縄尚学)の降格を発表し、緊急支配下で三塚選手の一軍昇格が決定しましたこれにより、三塚選手はプロキャリアの新たなステージへと進むことになります
今回の三塚琉生選手の支配下登録は、長いリハビリを経ての快挙であり、彼の努力と才能が認められた結果です。怪我に打ち勝ったその姿勢は、同じような悩みを抱える選手たちの希望ともなります。これからの彼の活躍に期待が高まります。
キーワード解説
- 支配下登録とは?選手がプロ野球チームの正式メンバーとして契約されることを指します。
- 強打者とは?特に多くの本塁打を打つことができる打撃力を持った選手のことを指します。
- 後十字じん帯損傷とは?膝関節の安定性を保つための重要な靭帯を傷める怪我で、回復に時間がかかります。

