巨人リチャード内野手が2軍へ降格、球団監督が厳しいメッセージを発信

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読売ジャイアンツのリチャード内野手(25)が、6月13日に出場選手登録を抹消され、2軍降格となった

リチャードは12日のソフトバンク戦でスタメン出場したが、その試合で起きたプレーが問題視された

試合の詳細

試合はみずほペイペイドームで行われ、リチャードは「8番三塁」で先発出場

試合の6回、無死一塁の場面でエンドランのサインが出ていたが、リチャードは投球を見逃し、一塁走者が盗塁死となってしまった

続けて守備に入るも、直後に交代しベンチに退いた

監督の見解

試合後、阿部慎之助監督(46)は記者陣に対し、「自分が打つ打たないじゃなくて、ボーンヘッドは許されない」と語り、リチャードの降格を発表した

ボーンヘッドとは、基本的なミスや判断ミスを指す野球用語で、選手に求められる基本的なプレー意識に欠けた行動を意味している

リチャードの反応

リチャードは今回の降格について、「チームのことなので詳細には言えないけれど、2軍で再度打てるように頑張ります」とコメント

他にも出場機会が減り、自身の打率が9分5厘と低迷している現状についても言及

「今は野球をやっていても打てる気がしなかったので、2軍で探すことができるのはポジティブ」と語り、自身の成長に向けた意気込みを示した

トレードからの道のり

リチャードは5月にソフトバンクから秋広との交換トレードでジャイアンツに加入し、合流初日に1号ソロホームランを打ったことで期待が高まった

しかし、その後のパフォーマンスは振るわず、2本塁打と低調な成績が続いた

その中で、「まぐれは続かない」と自らに厳しい言葉をかけ、奮起を誓っている

今回のリチャード選手の2軍降格は、厳しいプロ野球の世界の一面を見せつける出来事です。プレーの質が求められる中、少しのミスが選手生命に影響を与えることがあります。選手が自らの成長を目指す姿勢は今後にも期待が寄せられます。
キーワード解説

  • ボーンヘッドとは?:基本的なプレーや判断ができていないミスを指す野球用語です。
  • エンドランとは?:走者が走るタイミングに合わせてバッターが打席に立ち、ヒットなどを狙う戦法です。

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