リチャード選手は、12日の古巣・福岡ソフトバンクホークス戦において「8番三塁」としてスタメン出場したが、試合中にエンドランのサインを見逃すというミスを犯した
6回無死一塁の場面でエンドランが指示されたが、リチャード選手は投球を見逃し、一塁走者が盗塁死
ミスの直後にリチャード選手は守備からベンチに退いた
試合後、チームを指揮する阿部慎之助監督(46)は、「自分が打つ打たないじゃなくて、ボーンヘッドはやっぱり許されない」と厳しい言葉でリチャード選手の行動を批判し、2軍降格を明言した
リチャード選手はこの出来事について、詳細を語ることはせず、「チームのことなので言えないですが、下でまた打てるように頑張ってきます」と述べた
また、出場機会が減少していることについては、「普通に今野球やってても打てる気がしなかったので、2軍で探すことができるのはポジティブに考えたい」と前向きな姿勢を見せた
リチャード選手は、5月にソフトバンクから秋広選手との交換トレードで入団し、移籍後は18試合に出場し、2本塁打を記録していたが、現在の打率はわずか9分5厘と低迷している
リチャード選手の今回のミスは、彼のキャリアにとっても痛手となる可能性があり、プロ野球選手としての厳しさを改めて浮き彫りにした。監督からの信頼を得るためには、プレーだけでなく、判断力も重要であることが分かる。
キーワード解説
- エンドランとは?:エンドランは、特定の状況において走者がスタートし、打者がボールを打つことを目的とする戦術である。走者が盗塁や進塁を狙う際に有効である。
- ボーンヘッドとは?:ボーンヘッドは、野球や他のスポーツにおいて無責任で愚かなミスを指す俗語で、選手がチームにとって不利な行動を取ることを意味する。

