この試合では延長12回を戦ったにもかかわらず、チームが放ったヒットはわずか4本にとどまり、得点力不足の懸念が浮き彫りとなった
しかし、ソフトバンクとの3連戦では、巨人の打線を活性化させる起爆剤としての存在が光った
それが坂本勇人選手だ
坂本選手は今シーズン、打撃不振に苦しんでおり、5月12日には2軍に降格したが、6月10日に再昇格を果たした
同日の試合では、7番・三塁としてスタメンで出場し、4回には同点となる適時二塁打を放った
さらに、6回の第3打席でもヒットを記録し、復帰戦をマルチ安打で飾る活躍を見せた
翌日、11日の試合でも坂本は引き続き7番・三塁でスタメン出場
初回に二死・満塁の場面で走者一掃の適時二塁打を打ち、貴重な追加点を挙げた
この試合は最終的に7-3で巨人が勝利を収め、坂本の打撃が試合の流れを決定づける重要な要素となった
12日にはノーヒットに終わったものの、坂本選手の存在が下位打線への好影響をもたらすことに期待が寄せられている
さらに、坂本選手は打撃だけでなく守備面でも大きな貢献を見せている
10日の試合では、周東佑京選手が放った鋭いライナーを横っ飛びで好捕し、その反応の良さを示した
坂本の守備がホットコーナーを守ることで、投手陣は安心して投球に臨むことができ、首脳陣にとっても心強い存在となるだろう
坂本選手の復帰により、チーム状態が上向くことが期待されている
また、13日の試合に出場すれば、交流戦での300試合出場という大きな節目を迎える
これを機に、坂本選手がさらなる存在感を発揮することが予測され、ファンの期待が高まっている
坂本選手の復帰戦での活躍は、巨人にとって非常に重要な要素となりました。打撃面だけでなく守備でも貢献していることで、チーム全体の士気が高まり、さらなる勝利の期待がかかります。彼が戻ってきたことは、チームにとって大きなプラスです。
キーワード解説
- 適時二塁打とは?試合の流れを変える重要なヒットで、得点を挙げる役割を果たします。
- ホットコーナーとは?野球の守備位置の一つで、三塁を指します。ここでは主に強い打球が飛んでくるため、守備が非常に重要です。
- マルチ安打とは?1試合に2本以上のヒットを打つことを指し、選手の打撃好調を示します。

