この入れ替えにより、ファームからは野村佑希内野手(24歳)や田宮裕涼捕手(25歳)など4選手が一軍に昇格した
特に、左内腹斜筋に軽傷を負っていた野村選手の復帰は、チームにとって大きなプラス要素となる
復帰する野村選手の意気込み
野村選手は、今回の復帰にあたり、「つながりや前後の場面を考えながら、しっかり打線の中に線として入れるように準備できればと思います」と前向きな気持ちを語った愛称は「ジェームス」で知られ、埼玉県の花咲徳栄高から2019年にドラフト2位で日本ハムに入団した選手である
プロ入りから7年目の今季は新庄監督から開幕から15試合の4番打者に指名され、打率.291(134打数39安打)、6本塁打、17打点という好成績を記録していた
しかし、彼の好調時にアクシデントが発生し、今回は一時的に離脱を余儀なくされた
ファームではスイングを再開できない状況でも、ブルペンに入ることで実戦に近い球筋を確認してきたとのこと
「(打撃)感覚をあまり鈍らせることなくできた」とのコメントからも、その自信が伺える
田宮選手の復調も期待
一方、5月に一軍での打率.080(25打数2安打)と不振にあえいでいた田宮選手も復帰する二軍での9試合に出場し、打率.333(33打数9安打)、5打点を記録し、充実感を示している
「ファームで打てるかどうか不安でしたけど、自分が成長しているなと感じた」と成長を実感している様子だ
首位を走る日本ハムに期待がかかる
両選手の復帰は、首位を走る日本ハムにとって大きな力となるだろうチームとしてもこれからの戦いに向けて、彼らの活躍が待たれる
日本ハムの主力選手の復帰は、チームの戦力向上に大きく貢献することが期待されます。特に、野村選手は打撃面での活躍が望まれ、一軍での安定した成績を取り戻すことを期待されています。また、田宮選手も自身の成長を実感しており、この復帰がチームの士気向上にもつながるでしょう。
キーワード解説
- 内腹斜筋とは? 腹筋群の一部で、腹部の側面に位置する筋肉で、体の回旋や側屈に関与している。
- 打率とは? 打者が打席に立った回数に対して、安打を打った回数の割合を示すもので、選手のヒット能力を表す指標として用いられる。
- 本塁打とは? 野球において、打者がバットで打った球がフェンスを越え、塁を回ってホームプレートまで戻ることで得点できる打撃結果。

