中にはその期待に応えられず戦力外となる選手がいる一方で、プレッシャーを乗り越えて球界の中心選手に成長する選手も存在します
今回は、中日ドラゴンズからドラフト1位指名を受け、チームの中核を担っている柳裕也選手に焦点を当てます
柳裕也選手のプロフィール
柳選手は、右投右打の183cm、85kgの選手で、1994年4月22日に生まれました彼は横浜高校から明治大学を経て、2016年のドラフトで中日ドラゴンズに指名された際、2球団が1位指名したことで高い評価を受けました
高校時代からその実力を発揮し、明治大ではエースとして全国制覇を達成
プロ入り当初は苦しみましたが、2019年には11勝を挙げ、先発ローテーションに定着しました
成績と評価
2021年には26試合に登板し、11勝6敗、防御率2.20、168奪三振を達成この年度は最優秀防御率と最多奪三振を記録し、ベストナイン及びゴールデングラブ賞も獲得しました
翌年2022年は9勝ながらも、チームの先発陣を支える重要な役割を果たしました
2023年シーズンの課題
2023年シーズンも24試合に先発し防御率2.44を記録したものの、チームの援護が不足し4勝11敗と成績の振るわなさが目立ちました昨年は13試合の登板で4勝5敗、防御率3.76と成績を落としており、今季は見事な復活を遂げたいと意気込んでいます
柳裕也選手はプロ入り当初から注目されていましたが、現在はチームの中心選手としてプレッシャーにさらされています。特にこのシーズンは援護が少なく苦しい結果が続いていますが、彼の力を発揮し、チームを勝利に導くことができるか注目です。
キーワード解説
- ドラフト1位とは？プロ野球において、チームから特に高く評価されて選ばれた選手を指し、期待度が非常に高い。
- 防御率とは？投手が投球する際に自分のランニングコストを示す指標で、数値が低いほど良い成績とされる。
- 最多奪三振とは？シーズン中にどの投手が最も多く三振を奪ったかを示し、奪三振が多いほどその投手の力が強いとされる。
