ヤクルトは9回、連続した暴投によりロッテにサヨナラ負けを喫した
試合は後半戦に突入し、ヤクルトがリードを維持していたが、9回表に状況が一変した
ヤクルトの助っ人投手バウマンが5番手として登板し、先頭打者・藤原の中前打を許すと、続く打者の二盗を許して1死一、二塁の状況に追い込まれた
バウマンはその後、無失点で切り抜けることが期待されたが、降板を余儀なくされた
マウンドに上がった大西は、まず4番・山本をカウント1―2と追い込み、次の球でフォークボールを投げた
しかし、そのボールがワンバウンドし、暴投となる
これによって走者は二、三塁の絶望的な状況に
大西は投手コーチや内野陣に支えられながら、心を落ち着けようと試みたが、次のフォークもまた暴投
三塁走者が返ってきてサヨナラ負けが決まった
高津監督は試合後の会見で「大西がストライクゾーンを外して勝負しようとしていたので、その気持ちは理解できる
ただ、少し行き過ぎてしまった」とコメント
これにより、ヤクルトは連敗を4に伸ばし、借金は21となった
今回の試合では、ヤクルトが勝利に近づいていたにもかかわらず、投手のミスが致命的な結果を招いてしまいました。特に暴投は試合の流れを一瞬で変えてしまうため、投手にとっては非常に大きな課題です。高津監督がコメントしたように、選手たちは気持ちを理解しつつも、パフォーマンスの向上が求められます。
キーワード解説
- 暴投とは？：投手が投げたボールが本来のコースから逸れ、捕手が捕球できないボールのことを指します。これによって走者が進塁しやすくなるため、非常に痛手となります。
- フォークボールとは？：投手が投げる変化球の一種で、ボールが急激に落ちる特性を持っています。打者は直球と同じようにバットを振りますが、ボールが落ちてしまうため、空振りしやすくなります。
- サヨナラ負けとは？：試合の最後のイニングに点を取られて負けることを指します。この場合、負けたチームは逆転される形となります。
