特に、ファーム(二軍)での好成績を維持していても、一軍昇格には一筋縄ではいかないことが多い
ここでは、今季の中日ドラゴンズにおける注目選手、伊藤茉央(いとう まお)選手について詳しく紹介する
伊藤茉央選手のプロフィール
投打:右投左打身長/体重:176cm/83kg
生年月日:2000年11月19日
経歴:喜多方高 - 東京農業大北海道オホーツク
ドラフト:2022年ドラフト4位伊藤選手は、昨オフの現役ドラフトを経て中日ドラゴンズに加入した
彼の武器は高速シンカー
これは、速くて重いボールが変化しながら落ちる投球スタイルで、特にピッチャーにとって非常に有効な武器となる
また、サイドハンドから繰り出す投球は、打者にとってタイミングを取りにくくする特徴がある
一軍での経験と成績
伊藤選手は2022年のルーキーイヤーから開幕一軍入りを果たすが、その後の成績は多少不安定だった同年、25試合に登板し、1勝3ホールドを記録
防御率は3.27とまずまずの数字を残したものの、翌2024年には6試合の一軍登板にとどまり、防御率は7.94と苦戦を強いられた
しかし、二軍では41試合に登板し、防御率2.41を誇っていたため、そのポテンシャルには期待が寄せられていた
今季のファームでの活躍
今年のシーズン、移籍初年度の伊藤選手は開幕一軍入りには失敗したものの、ファームでは活躍を見せ、特に5月25日の広島戦では4失点を喫し、一時防御率が見かけ上は悪化したものの、15試合で1勝2敗1セーブ、防御率3.31をマークしているこれにより、6月8日には待望の一軍昇格を果たしたものの、登板機会は無く、翌日に登録抹消となってしまった
今後の展望
伊藤選手はチームで希少な変則リリーバーとして期待されている彼の今後の一軍定着に向けた課題と楽しみが、プロ野球ファンの間で注目を集めている
若手選手である伊藤茉央選手がファームで活躍する姿は、今後の中日ドラゴンズにおけるリリーフ陣の強化に向けて期待が寄せられています。特に、彼の変則的な投球スタイルは、打者にとって打ちにくい要素も多く、一軍での活躍が待たれます。
キーワード解説
- ファームとは?
- サイドハンドとは?
- 防御率とは?

