広島、完封負けの裏に見えた選手の調整不足と相手の巧妙な投球

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広島は6月14日、日本ハムとの試合で0-5の完封負けを喫しました

これで今季8度目の完封負けとなります

左腕エースの床田寛樹選手(30)は序盤から日本ハム打線に捉えられ、今季ワーストとなる3本の本塁打を浴び、4失点で5回途中での降板を余儀なくされました

打撃陣も振るわず、日本ハムの先発左腕・細野選手に対し、6回までに8三振を喫し、わずか2安打と沈黙

特に、初戦での良い流れとは打って変わり、今試合では悲観的な展開が続きました

新井監督のコメント

試合後、新井貴浩監督(48)は床田選手に対する評価や試合の総括についてコメントしました

床田選手について

「安定感抜群の先発・床田が3被弾でKOとはらしくなかった」と指摘し、「制球に苦しんでいたように見えたが、こういう日もある

また次に向けてしっかり調整してほしい」と床田選手への期待を寄せました

相手投手・細野選手について

初対戦の細野選手に対し、「真っすぐが力強く、いいボールを投げていた」とその投球内容を評価しました

また、「適度に荒れていたので、打者は絞りづらかったかもしれない」と分析しました

打線の編成について

起用法についても触れ、「前日の大盛、田中の1、2番ではなく、この日は上本・中村奨を起用した理由は、右打者の数字が良かったから」と説明

また、左打者が苦労している様子を見て、この配置にしたと語りました

今回の広島の試合は、選手たちの調整不足や相手チームの戦略が大きく影響した結果だったと言えます。特に床田選手が予想以上にやられてしまったことが印象的です。また、攻撃陣も多くの三振を喫し、相手投手の細野選手に捉えられなかったのは、今後の課題として捉えるべきでしょう。
キーワード解説

  • 完封負けとは?チームが得点を挙げられず、相手に全てのイニングを無得点に抑えられること。
  • 制球とは?投手がボールを的確にコントロールする能力のことを指します。良い制球力は、打者を抑えるために非常に重要です。
  • 本塁打とは?野球の得点方法の一つで、打者が打ったボールが外野フェンスを越えて一周することで得点が入ります。
  • 三振とは?打者が3回の投球でボールにバットが当たりきらず、アウトとなることを指します。多くの三振は、相手投手の力を示す指標となります。

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