阪神・岩貞が今季初の敗戦投手に、逆転負けの苦い経験を振り返る

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2025年6月14日、阪神タイガースの岩貞祐太投手(33)は、楽天との試合で今季初めて敗戦投手となりました

この試合は、岩貞にとって非常に厳しい結果となりましたが、長時間の接戦を経ての敗北は、投手にとっても難しいものがありました

試合の詳細

試合は、終始雨が降り続く中で行われ、阪神は早い段階で2点を先制しました

しかし、7回には3番手・桐敷投手が3失点を喫し、逆転を許してしまいます

9回には代打・糸原の押し出し四球で同点に追いつくも、延長10回、5時間10分にも及ぶ激闘の末、岩貞がマウンドへ上がります

延長戦の結果

延長10回に登板した岩貞は、先頭の小郷選手を左飛、続く村林選手を右飛に打ち取り、2死無走者の状況を作ります

しかし、ここから小深田選手と黒川選手の連打を許し、2死一、二塁のピンチに

石原選手に対してカウント1-1から内寄りのスライダーを投じた結果、左前にサヨナラ適時打を打たれました

岩貞のコメント

試合後、岩貞は「これだけ長い試合で敗戦につながる投球をしてしまって申し訳ない」とコメント

敗戦の責任を一身に背負い、後輩たちへの思いやりを見せました

阪神の苦境
この試合の結果、阪神は今季3度目のサヨナラ負けとなり、初の5連敗を記録しました

特に楽天戦においては、23年からの連敗が6に達し、5試合連続の逆転負けは1976年8月以来49年ぶりという不名誉な結果となりました

試合データ
試合日 対戦相手 試合結果 登板投手 失点 試合時間
2025年6月14日 楽天 阪神 4 - 5 楽天 岩貞祐太 1 5時間10分
今回の試合は、試合展開が非常に激しく、選手たちにとっても辛い経験となりました。特に、長時間の試合後に逆転負けを喫することは、精神的にも大きなダメージとなります。岩貞選手が後輩たちを思いやるコメントを残したことからも、チーム全体の士気を気にかけている様子が伺えます。
キーワード解説

  • サヨナラ適時打とは?試合の終わりにおいて、相手チームが得点を決めて逆転勝ちをするヒットのことを指します。
  • 逆転負けとは?試合中にリードを奪ったが、最終的には負けてしまうことを指します。
  • 押し出し四球とは?満塁の状況で、投手が四球を与え、走者が本塁に生還することを指します。

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