巨人、オリックス戦で延長11回の惜敗 交流戦最下位転落の危機

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◇14日 オリックス2―1巨人(京セラドーム大阪) プロ野球の交流戦を迎えている巨人が、オリックスとの接戦で再び悔しい結果に終わった

延長11回に及ぶ死闘の末、今季4度目のサヨナラ負けを喫し、交流戦の成績は3勝6敗1分けと振るわず、ヤクルトに抜かれて最下位に転落した

試合は、1―1で迎えた11回に、6番手の中川投手が大城選手に押し出しの四球を与え、これが決勝点となりサヨナラ負けを決定づけた

巨人の打線は、9回まではオリックスの先発ピッチャー・宮城選手を攻めあぐねており、特に6回以降は打撃不振に見舞われた

8回には0―1の劣勢からオコエ選手の二塁打と続く泉口選手の適時打でようやく同点に追いついたが、これが打線としての最後の抵抗だった

試合後、阿部監督は「向こうも素晴らしい投球をしていたので、追いつけたことが収穫じゃないですか

ピッチャーはほぼ全員で頑張れたので、切り替えて明日頑張ります」と前向きなコメントをした

次週は本拠地の東京ドームで、パ・リーグ首位の日本ハム、そして好調の西武と厳しい6連戦が待ち構えている

まずはオリックスとの最後の対戦で勝利し、東京に戻りたいと意気込む巨人の選手たちの姿が見受けられた

今回の試合は巨人にとって辛い結果となりました。特に延長戦でのサヨナラ負けは、選手たちにとって大きな精神的なダメージがあるかもしれません。しかし、阿部監督が述べたように、投手陣の頑張りや追いつくことができた点を評価する面も大切です。これからの厳しい連戦を通じて、チームが立ち直るきっかけをつかむことを期待したいです。
キーワード解説

  • 交流戦とは?:プロ野球において、セリーグとパリーグのチームが対戦する特別なリーグ戦で、通常の試合とは異なる重要性を持つ。
  • サヨナラ負けとは?:試合が同点で進んでいる中、最後のイニングで得点し、試合を決定づける負け方。特にホームチームにとっては非常に悔しい瞬間となる。
  • 押し出し四球とは?:打者がボール4つを受け取ることにより、一塁が空いている場合にランナーが進むことができる。これにより得点が入ることがある。

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