巨人、オリックス戦で延長11回の接戦の末にサヨナラ負け

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 巨人は14日、京セラドームで行われたオリックス戦で延長11回に1-2でサヨナラ負けを喫し、今季の交流戦で3勝6敗1引き分けとなって最下位に沈んだ

この試合の先発はグリフィン投手が務め、序盤から安定した投球を展開し、3イニングを三者凡退に抑える好スタートを切った

 しかし、5回には一死一、三塁の場面でニゴロを打たれ先制点を許してしまう

打線は相手先発宮城投手に苦しむ展開が続き、7回まで無得点だったが、8回の二死二塁の場面で泉口選手が左前適時打を放ち、同点に追いつく

これにより、試合は1-1の同点のまま延長戦に突入した

 延長11回には6番手の中川投手が登板

一死満塁のピンチを迎えると、フルカウントの末に大城選手に押し出し四球を与えてしまい、サヨナラ負けが決定した

試合後、阿部監督は「向こうも素晴らしい投球をしていたので、追いつけたことが収穫です」とポジティブなコメントを残した

そして、「ピッチャーもほぼ全員で頑張ったので、切り替えて明日頑張ります」と次の試合に向けて意気込みを語った

 また、この試合で支配下登録されたばかりの三塚琉生外野手(21)が「8番・指名打者」として先発出場したことについても言及

「打てないと思って出しているから、やっぱりいいピッチャーと対戦させたかった」とその意図を説明し、「いい経験になったと思うし、いい当たりを一本出たので、これからが楽しみです」と期待を寄せた

 前日の13日に続いてカード負け越しとなった巨人は、15日のカード最終戦を勝ち切りたいところである

この試合は、巨人にとって苦しい展開が続きました。特に延長11回におけるサヨナラ負けは、チームの士気に影響が出る可能性があります。しかし、阿部監督のポジティブな姿勢や三塚選手の起用は希望を感じさせ、次なる戦いを期待させるものです。
キーワード解説

  • 延長戦とは?野球の試合が同点で終わった場合、勝者を決めるために行われる追加のイニング。通常のイニング数を越えて続けられ、勝利が決まるまでプレーが行われる。
  • フルカウントとは?野球で投手がバッターに対して3ストライク、2ボールの状況を指す。ここから次の投球でストライクが入れば三振、ボールが入れば四球となり、非常に緊迫した場面である。

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