巨人・坂本勇人、オリックス戦での苦しい打撃状態が続く

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◇交流戦 巨人1―2オリックス(2025年6月14日 京セラD) 巨人の坂本勇人内野手(36)は14日のオリックス戦(京セラD)で「6番・三塁」に入り、1軍復帰後の5試合連続で先発出場したが、結果は不振であった

具体的には、4打数無安打、2三振、1併殺打を記録し、これで3試合15打席連続で安打がない状態が続いている

打撃の詳細

この日の試合では、坂本は相手先発左腕の宮城に対して苦しむ姿を見せた

2回の第1打席では1死一塁の場面で初球の直球を打つも遊ゴロの併殺打となった

このプレーは、併殺打とは、攻撃側の選手が一度の打撃で二人の走者をアウトにされることで、先発投手が意図したように打者を有利に導くことができる非常に効果的なプレーである

続く5回の第2打席では、真ん中付近の直球を見逃し三振に倒れ、7回の第3打席でもワンバウンドするフォークボールに空振り三振

さらに9回の第4打席では、2死二塁の勝ち越し機でこそフォークボールに泳いで三ゴロに終わった

復帰からの流れ

坂本は、10日に1カ月ぶりに出場選手登録され、同日のソフトバンク戦(みずほペイペイD)では「7番・三塁」に入って即座に先発出場

6回までに2安打を放ち、これにより、NPB(日本プロ野球)歴代10位タイとなる668度目のマルチ安打を達成した

しかし、その後の試合では好調さが感じられず、11日の同戦では満塁の場面で左中間へ適時二塁打を放ち3打点を挙げるなど貢献をしたものの、以降は快音を聞かない結果と続いている

坂本選手の現在の打撃不振は、選手としての自信やチームへの影響を考慮すると心配な内容です。復帰後には良いプレーも見せていただけに、その後のスランプが早く解消されることを願うばかりです。また、プロの厳しい世界でも、このような状況を乗り越えるキャリアを持っています。
キーワード解説

  • 併殺打とは?:一度の打撃で二人の走者をアウトにすることを指します。攻撃側としては非常に厳しい結果となり、すぐに攻撃が終了します。
  • フォークボールとは?:投手が投げるボールの一種で、バッターにとっては難しい球種です。特徴的には、バッターが振ってしまうと比較的簡単に空振りを誘うことができます。
  • マルチ安打とは?:同じ試合で複数の安打を記録することを指します。安打は、打球が野手に触れずに出塁する記録であり、選手にとって非常に重要な要素です。

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