三塚琉生、名投手への挑戦で苦いプロデビュー

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若き野球選手、三塚琉生が名投手相手に苦いデビュー

日本生命セ・パ交流戦の一環として行われた、オリックス対巨人の試合が6月14日に京セラドーム大阪で行われた

試合は延長11回、2-1でオリックスが勝利したが、そこには巨人の若手外野手、三塚琉生(21)のプロデビュー戦があった

三塚は群を抜く才能を持つ左腕、宮城大弥との対戦を果たしたが、結果は厳しいものだった

プロ初打席から3打席連続三振を経験

三塚は初打席からストライクを狙った積極的なバッティングを見せたが、結果はファウル

続く第2打席では149キロのストレートに手が出ず、見逃し三振を喫する

その後の第3打席でも、外角低めのスライダーにバットを振るも空振り三振となり、プロデビュー戦は厳しい内容となった

三塚は試合後、「ファームの投手とは違う次元のスピードと切れを感じた」と語った

デビューを支えた父との絆

育成ドラフト6位でプロ入りした三塚は、父・順平さんとの特訓によって実力を磨いてきた

家の一室を改造し、雨の日でも練習ができる環境を整え、一日1000スイングを行うなど、懸命に努力してきた

「お父さんに怒られるのが一番心臓バクバクします」と語る三塚は、厳しい指導を受けながらも強心臓を築いた

未来への展望
三塚はヒットこそ出なかったが、10回には剛腕ペルドモから良い当たりの飛球を打ち、大器の片りんを見せた

監督の阿部は「良い経験になった」と話し、未来への期待を寄せた

三塚自身も、「苦手を克服するために徹底的に練習し、必ず結果を出して恩返ししたい」と意気込みを示した

三塚琉生のデビュー戦は、名投手の相手となる中で貴重な経験となりました。結果は厳しかったものの、彼が持つ才能や努力の背景には、格別な思い入れがあることが伝わってきます。今後の飛躍が期待される注目の選手です。
キーワード解説

  • 左腕とは?:左腕とは、左手で投球するピッチャーを指します。左投手は右打者にとっては打ちにくいとされるため、特別な存在です。
  • スライダーとは?:スライダーは、横方向に変化する球種で、投手がコントロールしやすく、バッターを惑わせることができます。
  • 三振とは?:三振は、打者がボールを打てずにアウトになることを指します。空振り三振と見逃し三振があり、投手にとっては非常に良い結果です。

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