これは1976年以来49年ぶりとなる５試合連続の逆転負けであり、両リーグワーストを更新する13度目の逆転負けとなった
交流戦は5勝6敗となり、結果として借金生活に突入した
試合は無情の雨が降りしきる中行われ、延長10回に入った
2死一、二塁の場面で、左前への打球にチャージをした森下がその打球を捕れず、試合が決定的となった
この試合は今季最長タイの5時間10分にも及んだ
阪神はこの試合においても逆転負けを喫し、球団ワーストタイの屈辱を味わった
それでも、藤川球児監督は弱音を吐かずに、次戦への希望を語った
「明日ですね
とにかくしっかり」と選手たちへの激励を忘れない姿勢が印象的である
試合内容について、3回には豊田選手の2点適時打で先制したものの、流れはその後途絶えた
7回には3番手の桐敷選手が厳しい投球環境の中、自身初の2試合連続失点を許し、逆転を許す場面が多発した
この試合の冒険とも言える9回には代打・糸原選手が押し出し四球で同点に追いつくも、残酷なサヨナラ負けとなった
これで楽天戦は6連敗となってしまった阪神は、貯金も最大14から1桁に減少した
ビジターでの6連戦全敗は許されない状況であり、選手とファンが一丸となってこの連敗から早く抜け出したいところだ
阪神の逆転負けの記録について
阪神の5試合連続逆転負けは1976年8月以来49年ぶりで、過去には巨人戦から中日戦までの連敗期間の中で記録されたものである阪神の連敗は思いの外、長引いてしまったようです。選手たちは必死でやっている中で、ファンとしては早くこの悪循環から抜け出してほしいと願っています。藤川監督が前向きに次を見据える姿勢は、選手たちにとって大きな活力になるでしょう。
キーワード解説
- サヨナラ負けとは？試合が同点または勝っている状態から、最後のイニングで逆転されて負けることです。
- 逆転負けとは？試合中にリードを奪われて負けることを指します。
- 交流戦とは？日本プロ野球のリーグ戦形式で、セ・リーグとパ・リーグのチームが対戦する期間のことを指します。
- 投手交代とは？試合中にマウンドに立つ投手を別の投手に変えることです。
