西武・長谷川、交流戦初本塁打でチームを勝利に導く

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 ◇交流戦 西武2―1中日(2025年6月14日 ベルーナD) 西武ライオンズの若手外野手、長谷川信哉選手(23)が交流戦で待望の本塁打を放ち、チームを勝利に導きました

試合は西武が中日ドラゴンズと対戦し、長谷川選手は4回の先頭打者として左越えに4号ソロを記録

この本塁打は、12球団の中で唯一本塁打がなかった西武にとって待ちに待った一発となりました

 試合は、西武が1―0でリードしている場面で、長谷川選手は高橋宏投手の内角カットボールを捉え、左翼席に運びました

その一発は、デビュー以来の通算10本目の本塁打であり、すべての本塁打を打った試合でチームは勝利しています

このような成績は、長谷川選手にとっての不敗神話と呼ばれています

 長谷川選手は試合後、「守っている時にこのまま勝ってくれたら嬉しいと思っていた

僕が打ったら勝てる神話にできればいい」と語り、勝利のハイタッチに参加しました

なお、今回の本塁打は、長谷川選手にとって自己最多のシーズン4号目、そして11試合ぶりの一発となりました

 本塁打を放った相手は、同世代のエースである高橋宏選手

長谷川選手は、敦賀気比高校時代から意識していた選手であり、20年のドラフトで高橋選手が中日入りした際には同じ土俵で戦う仲間として刺激を受けてきました

今回、念願の初対戦でアーチを描き、「同世代の意識もあるし、侍ジャパンにも選ばれて活躍している

その投手から打てたのは自信につながる」と満面の笑み

 長谷川選手は、内角打ちの技術を巨人・坂本選手から学び、打撃フォームを改良しました

「芯に当たってもポール際で切れない打球が多くなってきた」と語るように、内角球に対しても安定した打撃を見せています

今季、西武は首位の日本ハムまで2.5ゲーム差に迫り、序盤から好調を維持しています

「もっともっと打てるように頑張りたい」と語る長谷川選手のさらなる活躍が期待されます

今回の長谷川選手の本塁打は、チームにとっても非常に重要な一発でした。交流戦で苦しむ中、西武が待ち望んでいた得点を挙げたことで、今後の戦況に良い影響を与えるでしょう。長谷川選手自身の成長も感じさせる内容で、今後の活躍が期待されます。
キーワード解説

  • 本塁打とは?:野球で、打者がボールをフェンスを超える高さで打ち、そのまま1周して得点をすること。
  • 不敗神話とは?:特定の選手やチームが、自らの成果において一切の敗北を経験しないことを指す。
  • 内角打ちとは?:バッターがピッチャーから投げられた内側のボールを打つことで、体の近くに来た球を正確に打つ打撃技術。

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