巨人の若手選手、三塚琉生が14日のオリックス戦(京セラドーム大阪)で「8番・DH」として先発出場を果たした
三塚は2022年の育成ドラフトで6位に指名され、13日に急遽育成から支配下契約を結んだばかりの選手であり、プロ初出場に臨んだ
その初打席は球界屈指の左腕・宮城大弥との対戦となり、残念ながら安打は記録できなかったが、3打席連続三振を喫した
しかし、その豪快なフルスイングはファンを沸かせ、多くの期待を抱かせるものだった
三塚に注目が集まる中、野球解説者の高木豊氏は自身のYouTubeチャンネルで「小笠原道大2世の大砲が現れた」と言及し、その打撃スタイルを分析した
高木氏は「構えはガッツかなと思った」と三塚の独特な構えを評価するとともに、打席から見える腕の張りや打撃の意識がかつての名選手を彷彿とさせると語った
高木氏はまた、三塚の打撃に対し「全体的にはバットが振れるが、引っ張りに意識が強い」と指摘した
特に、速球派の投手に対する対応において右脇を閉じたままでは厳しいとし、「肘を柔軟に使う技術が必要」とアドバイスした
また、お手本としてパ・リーグの首位打者、柳町達(ソフトバンク)の打撃スタイルを挙げ、三塚のさらなる成長を期待した
チームでは、右の大砲候補である砂川リチャードが抹消されたばかりで、三塚には大きな期待がかかる
高校通算31本塁打という実績を持つ三塚がどのように成長していくのか、今後の活躍がますます楽しみである
三塚琉生選手のプロ初出場は、多くのファンから期待されていましたが、結果は3打席連続三振と残念でした。しかし、その豪快なスイングには、選手たちの可能性を感じることができました。高木豊氏の分析も非常に興味深く、今後の技術向上に期待が寄せられます。三塚選手が今後どのような成長を見せるのか注視したいと思います。
キーワード解説
- プロ初出場とは?プロの野球選手が初めて公式戦に出場すること。
- 支配下登録とは?育成契約またはトライアウトから正式な選手契約に切り替わること。
- 豪快なフルスイングとは?力強いスイングでボールを打つ様子を指す。
- 打撃スタイルとは?打席に立ったときの選手の動きや振り方の特徴のこと。
- 引っ張りとは?ボールを左側に打つこと、特に右打者の場合。

