日本ハム、延長戦で広島を下すサヨナラ劇

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
◆日本生命セ・パ交流戦 日本ハム8x―7広島=延長10回=(15日・エスコンフィールド) 日本ハムが驚異的な追い上げを見せ、延長10回の劇的な試合でサヨナラ勝ちを収めた

試合は、田宮裕涼選手の2号ソロ本塁打で幕を閉じた

試合は一転、波乱の展開を迎えた

日本ハムは第6回、広島打線に打者一巡の猛攻を許し、なんと6失点を喫し、リードを7点に広げられた

その後、日本ハムは反撃を開始

第6回には先頭打者・水谷選手が広島の先発ピッチャー・森からバックスクリーンへ3号ソロ本塁打を放ち、6点差とした

さらに、第8回裏には水谷選手と中島選手、清宮幸選手による3連打で攻撃の勢いを加速

続くレイエス選手と野村選手による連続犠飛で2点を追加し、田宮選手の内野安打が続き、2死一、二塁となったところで、今季初スタメンの宮崎選手が左翼へ適時二塁打を放つ

さらには、けん制悪送球もあり、4点を挽回し2点差に縮めた

試合のクライマックスは第9回

広島のハーン投手に2死と追い込まれた日本ハムだが、中島選手が持ち味の粘りを見せて四球を選び、続く清宮選手が右前打でつなぐと、2死一、三塁の場面でレイエス選手が中前に適時打を放ち同点に追いつく

終盤に発揮された逆転劇に、レイエス選手は雄叫びをあげ、ベンチから新庄監督も飛び出し、喜怒哀楽を交えた姿を見せる

試合はその後延長戦へと突入し、10回裏、日本ハムの田宮選手がサヨナラ本塁打を放ち、劇的な勝利を収めた

この試合は日本ハムの逆転劇が見る者を圧倒しました。特に重圧のかかる延長戦での田宮選手の一撃は、選手たちの精神力とチームスピリットが感じられる素晴らしいシーンでした。逆境からの勝利は、ファンにとっても記憶に残るでしょう。
キーワード解説

  • サヨナラ本塁打とは?試合が同点またはビハインドで迎える最終回に、その時点でゲームを決める本塁打のことを指します。
  • 延長戦とは?試合が規定のイニングで決着がつかない場合に、追加で行われるイニングのことです。
  • 打者一巡の猛攻とは?あるチームが攻撃の際に、そのチームのバッター全員が打席に立つことを意味します。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

SNSでもご購読できます。