この試合で、石塚は「6番・遊撃」として先発出場
試合が進んでいた3回、チームは2点を追う中で1点を奪った際、さらなる好機を迎え、2死満塁の状況で2番手左腕・石原と対戦した
石塚は1ボール2ストライクと追い込まれたものの、外角の148キロの直球を捉え、打球は中前へ抜けていく
これが逆転となる2点適時打となった
これは、11日の日本ハム戦で公式戦初打点を挙げて以来、4試合ぶりの打点でもある
さらに8回には、1軍経験も豊富な右腕・小沢を相手にして、2ストライクからファウルで粘り、最終的には四球を選ぶという結果につなげた
これは、現在チームがテーマとしている「2ストライクからのアプローチ」に対する好結果の例である
試合を振り返り、石塚は「三振だけは何も起こらない
追い込まれた後は何とかミートできるように思ってアプローチしたので、ヒットになって良かった
(8回に)四球を取れたことは大きかったと思います」とコメントした
今回の試合では、石塚の素晴らしい逆転打が注目されました。特に、追い込まれてからの冷静な対応と、粘り強い打席が試合を変える要因となりました。将来が楽しみな選手です。
キーワード解説
- 逆転打とは?試合の流れを変える、大きな得点となる打撃のことを指します。
- 二死満塁とは?2アウトが取られ、さらに全塁にランナーがいる状況を意味します。
- ファウルとは?打者がピッチャーの投球を打ったものの、野球のルールによりアウトにならない打球のことです。
- 四球とは?投手が条件を満たすために、打者に与えるFree Base(塁に無条件で進めること)のことです。

