ロッテが劇的サヨナラ勝ち、9回に高部の好走塁が勝利を呼ぶ

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◇交流戦 ロッテ5―4ヤクルト(2025年6月15日 ZOZOマリン) ロッテが交流戦のヤクルト戦で、9回裏に劇的なサヨナラ勝利を収めた

試合は4―4の同点で迎えた9回1死三塁の場面、代打の角中が左犠飛を放ち、三塁走者の高部が生還した

これで今季5度目のサヨナラ勝利となり、2カード連続の勝ち越しを達成した

高部の俊足が生んだ勝利

劇勝の立役者は高部の走塁だった

9回に右前打で出塁した藤岡の代走として出場した高部は、続く愛斗がバントを完璧に決めたのを受け、三塁ベースカバーが不在であることを見抜いて一気に三塁に進んだ

高部は試合後、「シンプルに(ベースカバーが)いなかったんで行っただけです」と語った

チーム全体の走塁意識が高まる

試合を決めた角中選手はこのプレーについて、「9回先頭の(藤岡)裕大がしっかり出て、本当にプレッシャーがかかる中でもしっかりバントを決めた愛斗

隙を見逃さず三塁まで行ったべーやん(高部)」と仲間を称賛した

また、9回の高部だけでなく、5回2死から中前打で出塁し、次打者の初球に二塁盗塁を決めた藤原や、7回に左前打で出塁し、タッチアップで二塁に進んだ友杉など、チーム全体の走塁意識が向上していることが伺える

走塁を通じた勝利の重要性

角中は「そういうことをしないと勝てないチーム

隙は絶対に見逃さないように、みんなで徹底していきたい」と力強く話した

ロッテの選手たちは、キャッチャーがボールを返す隙を利用し、得点を重ねる走塁の戦術の重要性を再認識している

今回のロッテの試合では、高部選手の走塁が決定的な役割を果たしました。チームとして、走塁に対する意識が高まり、選手たちがそれぞれの役割を果たしている姿が印象的でした。今後もこの意識が続いていけば、さらなる勝利が期待できるでしょう。
キーワード解説

  • サヨナラ勝利とは?試合が同点の状態から最終回に得点して勝つことを指します。
  • 走塁とは?野球において、選手が走ることを指し、特に塁を進める動作を重要視します。
  • 犠牲フライとは?打者が飛ばしたボールが外野手に捕られた場合でも、走者が次の塁に進めるプレーのことです。

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