その中で注目を浴びたのは、4番・DHとして出場した近藤健介外野手(31)の活躍である
今季81打席目にして待望の一発を記録し、チームを勝利に導いた
試合が進む中、近藤は4回の第2打席で、一死一塁の場面でバッターボックスに立った
フルカウントから相手ピッチャー石田裕の直球を見事に捉え、打球は右翼席へ飛び込む今季1号の2ランホームランとなった
彼はこの瞬間、雄たけびを上げてガッツポーズをし、ベンチでも喜びを爆発させた
試合前、近藤は79打席で長打が二塁打1本のみと、なかなか勝負強さを見せられずにいた
しかし、14日には小久保監督から打撃に関する助言を受け、「監督自身も腰のケガに苦しんだ」との言葉を聞き、負担の少ない打ち方に関するアドバイスを受けたと語る
打撃フォームを改善するためのヒントが実を結んだのか、8回には逆転の口火を切る二塁打も放つなど、活躍が続いた
試合後、近藤は「まだ打ったっていうより、まぐれだなっていう感じの方が大きい」と本調子ではない様子を語ったが、小久保監督は「今日の間合いや最後の打席を見ていたら、心配はない」と安心の言葉を寄せた
また、17日からはDH制のないビジター6連戦が控えているため、近藤は「体調を整えながら、いい順位でリーグ战を再開できるように」と意気込みを述べた
近藤選手の復活を期待するファンにとって、今回のホームランは希望の光といえるでしょう。特に、ケガの影響を受けながらのパフォーマンスには感心します。今後の成長を見守りたいですね。
キーワード解説
- 2ランホームランとは?:一度の打席で2人の走者がホームベースを踏むことによって、打者が2点を得るホームランのことを指します。
- DH(デザインated hitter)制とは?:指定打者制度のことで、ピッチャーの代わりに打席に立つ選手がいるルールです。この制度により、戦略的な打撃が可能になります。

