しかし、相手チームのオリックスに対し、3回で8安打6失点という結果となり、その投球内容については「決めきる球も、その過程の球も何一つ納得できていない」と悔しさを表しました
しかし、復帰を前向きに捉える姿勢も見せています
試合は、初回に1死二、三塁から内藤選手に左前適時打を打たれ、計5失点を喫しました
2回には1失点を記録しましたが、3回には無失点に抑え、この日は予定通りの3イニングを投げました
ただし、「思い描いた投球はできなかった」というのが正直な感想です
それでも、試合後には安堵の言葉を口にしました
「痛みなく投げられた
それが大きい」と、怪我からの復帰を果たした喜びを表現しました
西選手は、今年に入ってから、14年間連続していた1軍開幕ローテーションから外れるという誤算が続き、さらに4月12日の中日戦を最後に実戦から遠ざかっていました
この日を迎えるまでに行ったリハビリを経て、5日に復帰後初の登板を果たし、1回を無失点に抑えていたのです
降板後はブルペンでも40球程度を投球し、痛みなくリハビリの過程をクリアしました
西選手は、「最後の行程で5イニングがある
そこでも再発しないか、そこだけが心配」と語るなど、次回の登板に向けた意気込みも見せています
ようやく出口が見えてきたこの瞬間、最後の関門もクリアし、1軍マウンドを目指しています
西勇選手の復帰はファンにとっても大きな期待が寄せられる中、苦しい投球となったものの、痛みなく投げられたことは大きな前進といえます。彼の次回登板に注目が集まるでしょう。
キーワード解説
- 右膝内側側副靭帯とは? 右膝の内側にある靭帯で、膝関節の安定性を持つ重要な組織です。スポーツや日常生活での動きの中で負担がかかることで傷つくことがあります。
- ブルペンとは? 試合中に投手がウォームアップやリリーフで投げる場所を指します。試合の状況に応じて、適切な投手が出場できるよう準備を整えます。

