楽天は2―2の延長12回1死一、三塁で代打の黒川が二塁へサヨナラの適時内野安打を放ち、試合を締めくくった
「凄く泥くさい打球だったけど（三塁走者の）宗山が還ってくれて良かった」と汗をぬぐいながら述べた
黒川はキャンプで上半身のコンディション不良を訴え、開幕時には2軍スタートとなったが、12日に1軍に昇格し、前日の今季初打席で初安打を記録した後、早速結果を残した
これに対し黒川は「まだ2打席なんで
（同世代に）負けないように頑張ります」と未来への決意を語った
この試合は、前日の5時間10分にも及ぶ激戦に引き続き、4時間24分の長時間戦に
楽天はこの日も勝利し、連勝を4に伸ばした
特に阪神戦では23年から7連勝を記録しており、初戦から武藤、石原、そしてこの日の黒川まで、次々に伏兵が試合を決している
昨季まで2軍を率いていた三木監督は、選手たちの努力を称え、「普段からたくさん練習に取り組み、自分磨きに力を注いでいる姿を間近で見ている」と目尻を下げた
今回の楽天の試合は、非常にドラマティックな展開でした。特に延長戦での黒川選手のサヨナラ安打は、ファンに喜びを与えるだけでなく、選手自身の成長を示すものでもあります。チームの調子が上向きであることが感じられ、今後の試合に対する期待が高まります。
キーワード解説
- サヨナラ安打とは？ 試合の終盤で同点の状態から、勝ち越しの得点をあげるヒットのことです。特に緊迫した状況での打撃は、選手にとって非常に大きなプレッシャーがかかります。
- 伏兵とは？ 主力選手ではなく、普段あまり注目されない選手が試合の重要な場面で活躍することを指します。チームにとって驚きとなる活躍をすることから、試合の趨勢を変えることがよくあります。
- 延長戦とは？ 試合の規定時間が終了した後、同点の場合に行われる追加のイニングのことです。緊張感が高まり、選手や観客にとって特別な瞬間となります。
