特に、若手捕手である寺地隆成選手(ロッテ)の存在感が際立っており、チームの戦力としての重要性が増している
今回は、彼を中心に若手選手の活躍と、ベテラン選手の貢献について考察する
若手捕手がレギュラー争いに食い込む
明徳義塾出身で高卒2年目の寺地隆成選手は、4月18日の楽天戦でプロ初ホームランを記録した後、その後も代打として結果を残し、5月以降はスタメン出場が増加してきた特に、6月10日の広島戦では3安打を記録し、続くヤクルト戦では2打席目に勝ち越しの2点タイムリーを放ち、さらに同点に追いつくソロホームランも打つなど、その存在感を発揮している
ここ6試合中5試合でヒットを記録しており、現在38安打、4本塁打、13打点はチーム内で3番目の数字となっている
寺地選手が正捕手の佐藤都志也選手の不振と負傷に伴い主力としての地位を確立する可能性が高まっている
もしこの活躍を維持することができれば、新人王争いにも間違いなく絡んでくるだろう
ルーキー石伊雄太選手の挑戦
寺地選手と同じ捕手ポジションには、ルーキーの石伊雄太選手(中日)も名を連ねる石伊選手はオープン戦から積極的に起用されていたが、プロの投手に対する打撃面での苦戦から5月に登録を抹消されてしまう
しかし、故障した木下拓哉選手の代わりに、再び昇格を果たし、6月11日の楽天戦では5打数5安打の結果を残した
現在の活躍を受けて、今後もスタメン起用が期待される
守備面ではミスもありながら、強肩を活かしたプレーが評価されており、木下選手の不在がチームに与える影響を逆手に取り、正捕手としての座を掴む可能性がある
プロ野球の交流戦における若手選手の存在感が高まる中、特に寺地隆成選手の活躍が目を引く。彼の成績や試合での活躍がチームにどう影響しているのか、今後の成長に期待したい。
キーワード解説
- プロ野球とは?プロ野球とは日本で行われる野球のトップリーグで、12チームがセントラル・リーグとパシフィック・リーグに分かれて戦っています。
- 新人王とは?新人王とは、プロ1年目の選手の中で最も優れた成績を収めた選手に贈られる賞のことです。

