昇格の条件としては、ファーム（2軍）での活躍が求められますが、一部の選手は二軍で良好な成績を残していても、一軍から声がかからないという現実があります
今回は読売ジャイアンツの戸田懐生選手に注目し、その今季の成績を振り返ります
選手プロフィール：戸田懐生
・投打：右投右打・身長／体重：170cm／75kg
・生年月日：2000年7月22日
・経歴：KTCおおぞら高 - 四国・徳島
・ドラフト：2020年育成選手ドラフト7位今季、戸田懐生選手は開幕直後に支配下選手として登録され、3年ぶりに一軍マウンドに上がりました
しかし、2試合の登板後に登録抹消となり、その後は二軍での調整を続けています
ただし、ファームでのパフォーマンスは目を見張るものであり、ここまで14試合に登板し、4試合は先発としての役割も果たしています
戸田選手は、これまでにファームで1勝1敗、防御率2.78という素晴らしい成績を収めており、プロ5年目の今季、再び一軍昇格の機会を待っています
彼は2020年育成選手ドラフト7位で読売ジャイアンツに入団し、1年目にはすぐに支配下登録を勝ち取り、一軍でもの活躍を見せましたが、その後の2年間は育成契約に戻る苦境も経験しました
戸田選手のこれまでの経歴と、現在の活躍から、ファームでの投球を一軍レベルに引き上げることができるのか、今後の成長が期待されます
読売ジャイアンツとしても、彼の再昇格はチームにとって重要な意味を持つことでしょう
戸田懐生選手のストーリーは、プロ野球選手の厳しさと、努力が実を結ぶ様子を示しています。特に、育成契約を経て再び一軍に向けて挑戦する姿勢は、多くの選手にとっても希望の象徴といえます。彼のこれからの成長に期待がかかります。
キーワード解説
- 支配下選手登録とは？プロ野球選手が一軍に昇格するための正式な登録形態で、育成選手とは異なり、年俸が支給される。
- ファームとは？プロ野球における2軍チームのことで、選手が一軍のプレーのために調整する場所である。
- 防御率とは？野球において投手がどれだけの得点を与えたかを示す指標で、得点を投球イニングで割り算して計算される。
