日本ハム・山崎福也投手、交流戦初制覇を目指して二刀流の活躍を誓う

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日本ハムの山崎福也投手(32)は、16日、投打二刀流としての活躍でチームの初の交流戦優勝を目指す意気込みを語った

彼は18日に行われる巨人戦(東京ドーム)に先発予定で、「全体的に流れを持っていかれないように」という意識を持ちながら、まずは投手としての役割をしっかり果たすことを重視している

しかし、山崎選手の目標は投げるだけではない

DH(指名打者)制が採用されないセ・リーグの本拠地では、バッティングにも期待が寄せられている

彼は残りのキャリアでのプロ通算打率が2割5分という成績を持っており、「ヒットしか打ったことがないので、長打を打ちたい」という野心を見せた

また、投手が本塁打を打つことは、22年の小川選手(ヤクルト)が最後で、パ・リーグの投手としては18年の上原選手(日本ハム)以来の快挙となる可能性がある

特に東京ドームはホームランが出やすい球場として知られており、彼には好条件が整っている

山崎選手の打撃力には明るい兆しがある

交流戦前の20日にエスコンフィールドで行ったフリー打撃では、約30スイング中13本のホームランを放った

リーグトップの14本のホームランを打つレイエス選手からも「あなたすごいパワーね」と称賛された

また、彼が「6番・投手」として出場した前回のDena戦(横浜)では、右翼へ2点適時打を放つ活躍も見せており、新庄監督からはその技術面についての高い評価を得た

前回の登板から中10日が経過しているが、山崎選手は投手としての調整を優先し、打撃練習は素振り程度に留めている

この日、エスコンのマウンドで投球練習を行った後に東京に移動した

今後対戦予定の巨人・西館選手についてのデータは「全然見ていない」と発言し、「無心で打ってやろうかなという感じ」と自らの感覚を頼りにすることを明言した

チーム自体は、15日の広島戦(エスコンフィールド)で7点差を逆転しサヨナラ勝ちするという勢いに乗っており、交流戦での順位も2位タイを記録している

「投球も打席も楽しみながら」と語る山崎選手

新庄監督率いるチームが巨人を打破し、初の交流戦制覇へと導くことが期待されている

山崎福也選手の二刀流としての活躍には、私たちが期待する大きな魅力があります。投手としての実力はもちろんですが、打撃でも素晴らしい成績を残そうという気持ちは、見ていてワクワクします。また、チームが勢いを持っている点も心強く、山崎選手が交流戦制覇に向けて重要な役割を果たすことができるかが注目です。
キーワード解説

  • 二刀流とは?:同一選手が投手と野手の両方の役割を果たすことを指します。投手と野手の両方で活躍する選手は極めて珍しく、特別な才能と技術が求められます。
  • 本塁打とは?:野球において、打球がフェンスを越えて、無条件に走者が本塁に帰ることができる得点のことを指します。特に試合の流れを大きく変える重要なプレーとなります。
  • DH制とは?:指名打者制度のことで、投手の打枠の代わりに専門の打者が打席に立つ制度です。これにより、投手が打席に立つことなく打撃力を強化することができます。

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