25歳の湯浅京己投手が16日、出場選手登録を外れた
これは再調整が目的とされており、現状のチーム状況が影響していると考えられる
17日にはロッテ戦で先発投手を務める才木浩人投手(26)が、甲子園での投手指名練習を経て意気込んでいる
現在、阪神は2位のDeNAと2.5ゲーム差で首位を維持しているが、リリーフ陣への負担を減少させるために、志願して長いイニングを投げることを決意した
昨年8月に国指定の難病である「胸椎黄色じん帯骨化症」の手術を受け、今年4月末に1軍復帰した湯浅は、順調に登板機会を得ている
このところ好調を維持していただけに、登録抹消は痛手である
石井佑司投手が今月6日のオリックス戦で頭部に打球を受けたことからブルペンに負担がかかっており、湯浅の抹消はさらなる影響が懸念される
15日には延長12回にサヨナラ打を浴びたばかりで、これが原因で再調整が必要となっている
才木投手は「ゼロを重ねることが一番大事」と意気込む
近年、先発投手は6回を100球前後で降板するパターンが多いため、彼は自身から進んでの長いイニングを投げる意思を示している
10日の西武戦では無失点で自信をつけた
チームのため、ブルペンの負担を軽減するために「(最低)七回まではいきたい」とコメント
過去の実績では、ロッテ戦において2023年から2年連続で完封勝利を挙げている
負けが続いた試合の後、宿舎のバスに乗り込む際に選手たちのムードは重苦しいものがあったが、首位の意識を持ちながら才木投手は「言うても首位でしょ
ネガティブになっても仕方がない」と自らを鼓舞している
彼はリリーフ陣を助けつつ、チームを勝たせるために全力を尽くす覚悟だ
今回の阪神のニュースでは、湯浅投手の登録抹消が大きな話題となっています。チームの状況から、彼のリリーフとしての役割が重要でしたが、これにより才木投手が先発として登板し、チームを勝利へ導く期待が高まっています。選手たちは厳しい状況の中で士気を高め、連敗からの脱出を目指しています。
キーワード解説
- ロッテ戦とは?プロ野球チームの一つで、阪神タイガースが対戦するチームの一つです。
- リリーフとは?試合中に先発投手が降板した後、接戦を維持するために登板する投手のことです。
- 胸椎黄色じん帯骨化症とは?背中の骨と神経に影響を及ぼす難病で、手術が必要なことがあります。

