実戦から1年11か月ぶりとなる復帰登板
代木は2点リードの5回に登板し、スタジアムには彼を待ち望むファンの拍手が響きました
初球に150km/hをマークし、続く2球目には自己最速の152km/hを記録
その後、外角の146km/hで見逃し三振を奪い、次は145km/hの直球でボテボテの三ゴロ、そして149km/hで遊直に仕留めるなど、持ち味である力強い直球を駆使して1回を完璧に3者凡退に封じました
この好投により彼は復帰登板を成功裏に飾りました
代木は2021年のドラフトで6位指名を受け、明徳義塾から巨人に入団
2023年には、1980年以降の10代投手としては22年ぶりに開幕1軍入りを果たし、同年4月4日のDeNA戦でプロ初登板を果たしました
しかし、7月21日のイースタン・DeNA戦後に左肘のクリーニング手術を受け、その後はリハビリに取り組んでいましたが、昨年4月にトミー・ジョン手術を受けました
代木大和投手の復帰は多くのファンやチーム関係者にとって嬉しいニュースです。トミー・ジョン手術を経ての実戦復帰は簡単ではないため、彼の投球を見ることができたのは、彼の努力と根気の賜物と言えるでしょう。今後の活躍が期待されます。
キーワード解説
- トミー・ジョン手術とは？：肘の内側側副じん帯が損傷した際に行われる再建手術で、特に野球選手など投手に多く行われる。
- 3者凡退とは？：1イニングの中で、相手チームの選手を三振やアウトで退け、無得点に抑えること。
