これにより、出場登録日数が8年に到達し、次シーズンから日本人選手としての扱いを受けることになる
モイネロは今季が4年契約の初年度であり、これまでの活躍から注目が集まる
モイネロ選手は今回の権利取得について球団を通じてコメントを発表した
「母国キューバから遠く離れた日本で野球をすることを決めてから9年、ホークスという素晴らしいチームでプレーできていることを誇りに思っています
日本のNPB(日本プロ野球)というレベルの高いリーグで、国内FA権を取得できたことは本当にうれしい」と語った
さらに、家族や周囲のサポートにも感謝の言葉を述べ、「ホークスファンの熱く、愛情あふれる応援が大好きです
皆様に喜んでもらえるようなプレーを続け、チームを勝利に導くピッチングをしていきたい」と意気込みを明かした
モイネロ選手は2017年5月に育成契約で来日し、同年中に支配下登録を果たした
これまでに中継ぎ投手として通算306試合に登板し、135ホールドと40セーブを記録
防御率は1.95と非常に安定した数字を残している
昨季は先発投手に転向し、11勝5敗を記録
また、防御率1.88で最優秀防御率のタイトルを手にするなど、そのポテンシャルを証明した
今年も開幕から無傷の6連勝を果たし、シーズン途中の時点で勝利数、勝率、奪三振の「投手3冠」に輝く活躍を見せている
特に注目すべきは、6月6日のヤクルト戦において1試合18奪三振を記録し、球団記録を樹立したことだ
これは、モイネロ選手の奪三振能力の高さを示すものであり、今後の日本プロ野球界においても、その影響力は計り知れない
モイネロ選手のFA権取得は、彼のキャリアにおいて大きなステップアップとなります。日本に来てからの努力が実を結び、今後の活躍も期待されます。特に野球におけるパフォーマンスが向上し続ける中で、選手として更なる高みを目指す姿勢は、多くのファンを惹きつけるポイントとなっています。
キーワード解説
- フリーエージェント(FA)とは? - 選手が契約期間終了後に他の球団と自由に契約できる権利のことです。
- ホールドとは? - 投手が試合でチームが勝っている状況で後続に出る際の記録の一つで、リリーフ投手特有の業績です。
- 防御率とは? - 投手が与えた得点をその投手が投げたイニング数で割った値で、つまり投手の防御力を示す指標です。

