森下選手は試合の三回、チームが中野選手の適時打で先制した直後の第2打席で、ロッテの投手・木村選手の投じた抜けた直球が右手首付近に直撃した
森下選手は、直撃を受けた後、痛みでしばらくうずくまっていたが、トレーナーと共にベンチへ下がった
その際、最悪の事態も考えられたが、しばらくの時間の後に再びベンチから飛び出し、駆け足で一塁へ向かった
スタンドの観客からは大歓声が上がり、森下選手に対する応援が鳴り響いた
ちなみに森下選手は、14日の楽天戦でも自打球による痛みで、15日には右翼ではなく指名打者（DH）として出場したエピソードがあり、今回の死球が彼に与える影響が懸念された
しかし、幸いにも怪我は軽傷で済んだようで、その後も試合に出場し続けた
今回の事件は、選手の健康と安全が最優先であることを改めて考えさせられる出来事であった。森下選手の冷静な判断力とその後のプレー再開も素晴らしいが、常に選手が危険にさらされていることを示している。試合中の事故が起こりうるため、各チームは選手に対する健康管理を気を抜かずに行うことが重要である。
キーワード解説
- 死球とは？：野球において、投手が投げた球が打者に当たることを指します。特に身体の一部に直接当たると、選手は痛みによって試合を続けられない場合があります。
- 指名打者（DH）とは？：主にプロ野球において、投手を除く選手がバッティングを担当する役割です。これにより、投手の打席を避けられるため、戦略的に有利になります。
