中日のカイル・マラー、オリックス戦で奮闘も勝利ならず
◇17日 中日―オリックス戦(バンテリン)中日のカイル・マラー投手が、オリックス戦で先発として登板し、6イニングを投げて124球を投げ込みましたが、2失点で勝利投手の権利を手にできずに降板しましたマラーはこれまで5月22日のヤクルト戦で初勝利を挙げ、その後は2連勝を記録していますが、本拠地バンテリンドームナゴヤでの初勝利を目指した試合で挑みました
試合は初回から波乱がありました
先頭打者の宗に152キロの直球を打たれ中前打を許した後、1死後に森のエンドランを決められて一、三塁のピンチが訪れます
4番の杉本に四球を与えた後、頓宮の遊ゴロで併殺を逃し、先制点を許してしまいました
しかし、続く西川を151キロの直球で見逃し三振に打ち取ることで、最少失点で切り抜けることができました
マラーはその後も安定した投球を見せ、3回には太田に中前打を許したものの、打球の破片が右足に当たるアクシデントを乗り越えて、森と杉本をその後に打ち取ります
4回にも左足に打球が当たりつつも、2死一、三塁のピンチを無失点で切り抜けました
しかし、同点を狙う5回、2死走者なしから森、杉本に連打を浴び、一、二塁とされると5番の頓宮に勝ち越し打を許してしまいます
結局、6回には三者凡退に抑えますが、マラーは124球を投げてマウンドを降りました
この124球はマラーにとって来日最多記録となります
身長201センチの長身左腕で、力強い投球を見せるも、打線の援護がなく無念の敗戦となりました
この試合では、中日のカイル・マラー投手が6イニングを投げて好投を見せましたが、オリックス相手に勝ち越しを許してしまい、そのまま勝利には至りませんでした。特に初回の先制点が響いた試合運びとなりましたが、マラーの力強いピッチングはファンに印象を残しました。打線の援護がなかったことが悔やまれます。
キーワード解説
- マラーとは?:カイル・マラーは、身長201センチの長身左腕投手で、プロ野球の中日ドラゴンズに所属しています。彼は力強い直球を持ち、試合でのピッチングが注目されています。
- エンドランとは?:エンドランは、走者がスタートを切るタイミングで打撃が行われる戦術のことです。これにより、守備側の意表を突くことが目的です。
- 三振とは?:三振は、バッターがボールを打たずに、投手の投球によって打席を終えることです。これには、見逃し三振や空振り三振の2つのタイプがあります。

