先発として登板した達は、6回2／3で4安打7三振1失点という成績を収め、22年9月25日の楽天戦でのプロ初登板以来、無傷の5連勝を果たしました
この記録は、球団としては2013年（3勝）から2014年（2勝）にかけての大谷翔平以来、実に11年ぶりの快挙となります
試合後、達は「（大谷に）並べたとか全然、思ってないです
一緒にしないでください」と語り、プレッシャーを感じつつも前向きな姿勢を示しました
さらに、7回2死一、二塁の場面で交代を告げられると「完投する気持ちだった
代えるんかあ…」と悔しさを滲ませる一言を残しました
新庄監督も、達の能力を高く評価し、「完投してほしかったね
できるピッチャーなので」と、次回登板への期待を寄せました
試合を通じて達は、調子が優れない中でも修正しながら最少失点に抑える成長を見せました
4回には2者連続で四球を与えた後、増田陸選手に適時打を許し、連続無失点の記録が28回1／3で途絶えましたが、5回以降は無失点を続けました
捕手の伏見選手は、「いつも決まる球が決まらず序盤は苦労したと思う
でも落ち着いていた
ピンチにギアをしっかり上げられる
いい投手」と、達の進化を強調しました
試合後、達は自らの投球映像を確認し、「フォークが多かったのとテンポが早すぎた
もっと、引いた視点で自分のピッチングを見られていたら」と反省
常に高みを目指し、自らのスタイルを磨いていく姿勢を見せています
今季の達の4勝目によって、日本ハムでのデビューからの5連勝は、過去6年の記録に名を刻みました
達のこの活躍は、将来的にさらなる飛躍を期待させるものとなるでしょう
達孝太選手の活躍は、日本ハムファイターズにとって明るいニュースです。彼が新たな大谷翔平として注目される中、自らの道を確立していく姿勢は多くのファンに希望を与えています。次回の登板が待ち遠しいですね。
キーワード解説
- 達孝太とは？ – 日本ハムファイターズの若手投手で、2021年のドラフトで指名された右腕です。彼の成績は目覚ましく、特に初登板から無傷の5連勝を記録しています。
- フォークとは？ – スポーツにおけるフォークボールは、投球時にバッターが打ちにくい球の一つで、急激に落下する特性があります。そのため、三振を奪うために多用されることがあります。
